社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
アニメによる町おこしはすっかり定着化しましたが、徹頭徹尾“地元愛”がさく裂してそうなアニメが始まります! その名も「浦和の調ちゃん」です!
さいたま市の浦和地区を舞台にしたこのアニメ、地域密着っぷりがハンパではありません。埼玉県でいうと「らき☆すた」の中で鷲宮神社が登場し、地域活性化に貢献しましたが……「浦和の調ちゃん」はさらに踏み込んだ内容に。
ストーリーは女子高生8人の日常を描くというもの。主人公の女子高生たちの名前からして「浦和」が凝縮されています。全ての名前が「浦和」の名前が付く駅をモチーフにしているのです。例えば、高砂調(たかさご うさぎ)は、浦和駅のある浦和区高砂と、同駅の近くにある調神社(つきじんじゃ)から命名されています。おまけに声優は全て埼玉県出身! 真の純血主義ですね。
地域密着型アニメだけあって、行政のバックアップも完璧です。アニメに出演する声優が埼玉県県庁を訪れ、知事を表敬訪問しており、本気度の高さが伺えます。
気合いが感じられる作品ですが、公式PVからは危険な臭いが漂っています。かわいい女子高生が出てくるかなと思いきや……。
浦和市、大宮市、与野市が合併して「さいたま市」になってから、十数年が経ちました。しかし、サッカーチームの浦和レッズと大宮アルディージャ、新幹線が止まらないのは浦和、止まるのは大宮というような、浦和と大宮の対立構造は未だに解消していません。
それを逆手に取ったというか、逆にあおりまくっている公式PV。地域密着の意味を盛大に履き違えているように思えるのですが気のせいでしょうか? ほのぼの系アニメっぽいのに……否が応でも期待が高まりますね。
放送は4月9日よりテレビ埼玉にて。時間は毎週木曜日25時35分(金曜日午前1時35分)から。4月13日からはKBS京都で放送開始となっています。バンダイチャンネル、dアニメストア、ニコニコ動画、テレ玉オンデマンドでも配信されます。