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飲料大手のキリンホールディングスおよびグループ各社が約1万4000台規模の仮想デスクトップ基盤(VDI)を2014年9月に構築し、運用を開始した。日本IBMが3月23日に発表した。
キリングループは2013~2015年の中期経営計画「「キリングループ2013年‐2015年中期経営計画」」で情報システムの強化を実施。VDI構築はこの一環となるもので、セキュリティの確保と、ユーザーの利便性向上、運用負荷の軽減などを目的に実施した。VDI化の対象となるPCは、キリンホールディングスおよびグループ47社の国内200拠点以上で稼働する約1万4000台。
VDI構築にあたってはキリンビジネスシステムが全体戦略を担当、NTTデータが全体を統括し、日本IBMがシステムを構築した。
従来のPC環境は、情報漏えいリスクなどの懸念から社外利用に制約があった。VDIへの移行により、アプリケーションやデータをPCで保持する必要がなく、セキュリティを強化しつつ、クライアントの利用環境を整備した。運用面でもパッチ更新などをユーザーが個別に実行する必要がなくなることで業務効率化を図られ、システム全体としての運用管理性も高まったとしている。