社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
ほとんどのモバイルアプリはとっくにハイブリッドだ。前に進もう
Mozillaの開発者であり、Webの支持者であるジェームズ・ロングは、モバイルWebアプリはネイティブアプリに敵うことはないと主張する。ロングの挑発的な物言いはわざとかもしれないが、彼の言ってる事も一理ある。
しかしながら同時に、こういった事はますます論争の種では無くなってもきている。
Forresterは「クライアント・サーバー時代はネイティブが制したが、Webに取って代わられた。歴史は繰り返す」と主張する。そうなのかもしれない。
もしフェイスブックのReactJSが何かの兆しなのだとしたら、それはネイティブ及びWebの未来はハイブリッドにあるということなのかもしれない。実際、そういったことは今現在でも見受けられる。
Webは「遅すぎる」
Webアプリの問題とは、ロングが言うようにDOM(ドキュメント・オブジェクトモデル。ドキュメントやWebページ/アプリをどの様にプログラムがアクセスするかを定義するAPI)が遅すぎるということだ。そしてこれが今後早くなることは無い。「いや、そんなことはない」という意見について、彼は以下のように言う。
根拠がまるで無い。DOMが十分速くなる兆しなどどこにも見られないし、もしそうなることがあってもモバイルにおいては到底常識的な期間内に起こり得ないことだ。速度の大幅な改善につながる様なもっともらしい説明も目にしたことが無い。これはまるで数百万のポリゴンを使ったモデルのレンダリングを速くする為にループの最適化を行う様な話だ。そうでは無い、本当にやらなければならないことはモデルに使うポリゴンを減らすことだ
これは基本的にReact Nativeが行っていることであり、DOMを使っていない。
最近のブログの投稿によると、たとえばFlipboardはこの方向をとった。Flipboardが主張するところによれば、その理由は「DOMを使って60fpsのスクロールリストビューは作れないから」との事だ。おそらく本当だろう。
あるいはジョン・グルーバーが指摘しているように、「FlipboardはDOMやCSSを完全に排除し、アプリのフレームワークをほぼ全てHTML5のcanvas要素を使って作りあげている」との事だ。これはDOM/CSSに対する手厳しい批判とも取れる。
政治的論争とモバイルWeb
Flipboardやその他が述べている政治的主張について取り沙汰することがここでの目的ではない。…