社会そのほか速
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2015年4月6日
国会サボリ疑惑で批判を浴びた“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(31)が、維新の党を「除名」された。
異例のスピード決定には、12日投開票の大阪府議・市議選や、その後に行われる大阪都構想の住民投票への影響を懸念した橋下徹・最高顧問サイドの“パフォーマンス”が多分にある。
とはいえ、テレビカメラに向かって「取材拒否」と放言したり、逆ギレして恫喝したりと、上西本人や秘書の態度の悪さが致命傷になったのは間違いない。
唖然とするのは、比例当選の上西議員が除名されても無所属で議員を続けると宣言していることだ。上西議員は昨年の総選挙で大阪7区から出馬したものの敗北、維新の党の近畿ブロック6番目で比例復活した。
比例では、有権者はあくまで「維新」という政党に投票したのである。その党にいられなくなったのなら、議員も辞めるべきだろう。
上西議員は橋下氏から、一度身を引いて出直すよう促されると、「議員の身分は法に触れない限り奪われません」と突っぱねたというから、たいした勘違い女である。
5日は〈規制緩和を進め既得権益を打破することや地方分権などのため、まだまだ国政で微力を尽くしたい〉とお詫びコメントを発表したが、議員になってからの2年、彼女がどんな実績を上げてきたというのか。
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続く
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158716