社会そのほか速
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28日午前のPM2.5濃度は、広範囲で環境基準値(35マイクログラム/㎥以下)をやや超えている測定局が多くなっている。現在、注意喚起を発表している自治体はない。
28日午前7時現在の各地のPM2.5測定値は、静岡県三島市で161マイクログラム/㎥、山形県寒河江市で52マイクログラム/㎥、青森県五所川原市で51マイクログラム/㎥などとなっており、比較的広範囲で環境基準値(35マイクログラム/㎥以下)をやや超えている測定局が多くなっている。
今日は、高気圧が西から東へ移動し、大陸方面の汚染物質が広範囲にやや流れ込みやすくなる。このためPM2.5濃度は、日中は全国的にやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところが多く、北海道では今夜にかけて高く(50超~70マイクログラム/㎥以下)なるところがあるとみられる。
明日の濃度は、引き続き全国的にやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところが多く、午前中は北海道や東北地方南部で、午後は九州地方南部で濃度の高く(50超~70マイクログラム/㎥以下)なるところがある見込み。
PM2.5については、国の基準値である1日平均値で35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
■各地方の詳細情報については、PM2.5マップでご覧ください。