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福岡市、福岡県、福岡北九州高速道路公社は17日、福岡都市高速3号線(空港線)を延伸し、福岡空港と直結させると発表した。延伸ルートは離着陸する航空機の飛行の妨げとならないよう、空港北側を地下トンネルで整備し、国内線ターミナル付近に地上ランプを設ける方針。
空港線は現在、福岡空港の約2キロ前までしかなく、付近の一般道の渋滞も招いている。都市高速2号線(太宰府線)も太宰府インターチェンジ側から空港へ向かうには、近くの半道橋ランプでいったん一般道に下りなければならない。延伸により空港、太宰府線ともに空港と直結する。
福岡空港は過密化軽減のため滑走路増設を進めており、2024年度の完成を目指している。関係者によると、空港線の延伸事業費は数百億円、完成は早ければ19年度の見通し。福岡市の高島宗一郎市長は17日の記者会見で、「滑走路増設に合わせて、都市高速の利便性を高めたい」と述べた。
また、都市高速1号線(香椎線)も香椎浜ランプ(福岡市東区)付近から人工島「アイランドシティ」(東区香椎照葉)までの約2・5キロを延伸する。事業費約250億円をかけ、16年度の着工を目指す。アイランドシティは昨年11月に福岡市立こども病院が移転、開業するなど開発が進んでおり、延伸を望む声が強かった。延伸された場合の30年の通行量は1日約2万台を見込んでいる。【中山裕司、下原知広】