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安倍晋三首相は23日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と首相官邸で会談した。海洋安全保障や海洋関連産業の振興を強化するためのハイレベル会合「日本・インドネシア海洋フォーラム」を設置することを確認。外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を早期に開催することで一致した。
ジョコ大統領は今回が初来日。会談で大統領は、インドネシアで4月22〜24日に開かれるアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念会議へ招待し、首相は「日程調整がつけばぜひ出席したい」と応じた。
首相はまた、「日本は戦後70年間一貫して平和国家として歩んできた」と述べ、積極的平和主義や安全保障法制の改正作業を進めていることを説明。両首脳は経済や安全保障などさまざまな分野での戦略的パートナーシップを強化することで一致した。
南シナ海情勢について、首相は海洋進出を続ける中国を念頭に「法の支配に基づく対応が重要で、インドネシアの貢献を期待する」と呼びかけた。大統領は「南シナ海では各方面に自制を求め、和解に貢献したい」と応じた。
さらに、両国の防衛担当相は23日、国連平和維持活動(PKO)や災害時の支援、装備などの分野で防衛協力を推進する覚書に調印した。【松本晃】