社会そのほか速
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東日本大震災が起きた2011年3月11日の夜、大停電の被災地を照らした星空を再現し、被災者が寄せたエピソードを朗読しながらプラネタリウムに投影する「星空とともに」が14、15日と17〜20日、東京都東大和市郷土博物館プラネタリウム(同市奈良橋1)で上映される。
仙台市天文台の職員が、震災後に新聞に寄せられた投稿を見て、多くの被災者が当夜の星空に触れていることに気付き、約40分のプラネタリウム番組を制作した。
「地上は地獄みたいなのに、見上げると天には星がまたたいていて、星だけは変わらないのかと思った」
「あの夜は驚くほど流れ星が飛びました。流れ星は天国に向かう魂だというエピソードが頭をよぎり、その多さに耐えられなくなり目を伏せてしまいました」
番組では新聞投稿を中心に15のエピソードが読み上げられる。13年3月に仙台市天文台で上映後、全国プラネタリウム大会で反響を呼び、14年3月には全国の10館で上映された。今年は15館で上映されるという。東大和市郷土博物館での上映は14、15日の午後4時からと、17〜20日の午後1時半から。定員100人で無料。問い合わせは同博物館(042・567・4800)。【岡礼子】