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国土地理院は6日、昨年10月1日現在の日本の国土面積を37万7972.28平方キロと発表した。計測方法を26年ぶりに変更し、初めてデジタル化した電子国土基本図に基づき計測。その結果、前年同日に比べ10.55平方キロ増えた。国土地理院は「海岸線の自然変化なども反映し、より高精度の面積を算出できるようになった」と話す。
これまでは、1988年に紙の2万5000分の1地形図をトレースして算出した値に、その後の埋め立て面積などを加算していた。2009年から作成した電子国土基本図が昨年2月に全国を網羅。それを受け計測方法を変えたという。その結果、全ての都道府県で面積が変わった。
増加面積が最大だったのは長崎県で、26.44平方キロの増。水門を閉じた諫早湾を陸地に加算したため。一方、最も減ったのは北海道で、33.26平方キロの減少。これまで5万分の1地形図をベースとし、精度が低かったためという。
全国の自治体別面積などは国土地理院のサイト(http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO−title.htm)で公表している。【相良美成】