社会そのほか速
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超大型のサイクロン「パム」の直撃を受けた南太平洋の島国バヌアツ。日本の国際緊急援助隊の医療チームが17日、成田空港を出発した。豪州シドニー経由で18日夜にバヌアツ入りし、2週間程度の活動を予定している。
チームは医師、看護師、薬剤師ら計14人で構成。この日は、17日夕(日本時間)に現地入りした先遣隊6人に続き、8人で出発した。石井健団長(57)=外務省=は「先遣隊の情報を踏まえて、活動内容を決めたい。感染症や疲労に注意したい」と話した。
日本に滞在中だったバヌアツ赤十字社のハニントン・アラトア社長も同日、帰国のため同空港を出発。仙台市で開かれている国連防災世界会議に出席していたが、予定を早めた。日本赤十字社は同日、辻佳輝開発協力課長をシドニー経由で周辺国のフィジーに派遣、日赤の医療チーム派遣に向けた調査を担当する。【早川健人】