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江戸の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849年)と、北斎に影響を受けたフランスの版画家アンリ・リヴィエール(1864~1951年)の作品を紹介する「北斎とリヴィエール―二つの三十六景と北斎漫画―」(読売新聞社など後援)が18日、四日市市立博物館で始まった。
幕末から明治にかけて、日本の浮世絵はジャポニスム(日本趣味)の象徴として欧米の美術に大きな影響を与え、リヴィエールも北斎の「冨嶽三十六景」に魅せられて「エッフェル塔三十六景」を制作した。同展では、2人の「三十六景」作品を一堂に展示している。
また、人物、風俗、動植物、妖怪などを描いた「北斎漫画」約130点、版木約40点も紹介する。同館の田中伸一学芸員は「浮世絵の芸術性の高さを感じ取ってほしい」と話している。
5月31日まで(月曜休館、5月4日は開館)。料金は一般700円、高校・大学生500円、中学生以下無料。問い合わせは同館(059・355・2700)。