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東日本大震災の特別企画展に出品する自作について説明する佐藤香さん=9日午後、東京・銀座
東日本大震災を伝える新聞記事と芸術作品を組み合わせた企画展「1462days」が10日から東京・銀座で開かれる。主催する河北新報社(仙台市)の佐藤純東京支社長は「震災の記憶の風化が進むことに歯止めをかけようと企画した」と語る。
参加したのは被災地にゆかりのあるアーティスト11組。展示される16点には、それぞれ制作者が選んだ記事が添えられ、作品に込めた意図が分かる仕組みになっている。
発生当日に配られた号外を細かい砂粒で再現した作品は、展示期間中に形が崩れることで「風化」をイメージさせるという。
福島県田村市出身の佐藤香さん(27)は、実家近くで採取した土を絵の具に用いた絵画を制作した。「原発事故で危険だと言われる故郷の美しさを伝えたい」と話す。
展示は、中央区銀座8丁目の河北ビルで22日まで。入場無料。