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福島第1原発で消火訓練をする東電社員(左)と地元消防隊員(右)=18日午後、福島県双葉町(代表撮影)
東京電力は18日、福島第1原発で震度6強の地震と津波によって5、6号機の電源を喪失したとの想定で防災訓練を実施した。電源を維持している1~4号機から5、6号機に電気を融通する際の手順や指揮系統を確認。約550人が参加し、消防車を使った消火訓練が報道陣に公開された。
消火訓練は、5号機近くのタンクローリーから軽油が漏れて火災が発生したと想定。見回り中の女性社員からの通報を受け、防災担当の社員11人が、消火器や原発に配備している消防車2台を使い、初期消火を開始。全面マスクなどの装備を付けた地元の双葉消防本部の消防車1台も合流し、実際に放水して消火するまでの流れを確認した。
火災発見から消防車による初期消火開始まで約30分、地元消防の到着までは約40分かかった。