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誤った造影剤を注射し患者死亡、医師を在宅起訴

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誤った造影剤を注射し患者死亡、医師を在宅起訴

 誤った造影剤を注射し患者死亡、医師を在宅起訴

 
  東京の国立病院でレントゲン検査を受けた患者が死亡した問題で、東京地検は、注意書きなどを確認せずに誤った種類の造影剤を注射したことが原因だとして、医師の女を業務上過失致死の罪で在宅起訴しました。
  在宅起訴されたのは、東京・新宿区の国立国際医療研究センター病院に勤務していた医師の飯高世子被告(30)です。起訴状などによりますと、飯高被告は去年4月、女性患者(当時78)のレントゲン検査を行った際、脊髄への使用が禁止されている種類の造影剤を注射し、死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
 
  東京地検によりますと、造影剤には「脊髄には使用禁止」などと箱に注意書きがありましたが、飯高被告は見逃していて、副作用などの確認も行っていなかったということです。患者の死亡後、病院側は原因の調査を行い、「造影剤の使用にミスがあった」として遺族に謝罪していました。(09日20:46)

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