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右京区の高雄山、槙尾山、栂尾山周辺の「三尾(さんび)」と呼ばれる地域の魅力を知ってもらおうと、京都市などが15日、同地域をバスで巡る周遊ツアーを開催した。
市によると、三尾は紅葉が有名だが、秋以外は人出が落ち込むという。周辺の寺などには国宝を含む文化財1万点以上が集中。栂尾山の世界遺産・高山寺には日本最古とされる茶園も残るなど1年を通して楽しめる地域であるため、これらをPRしようと企画された。
市歴史資料館の井上満郎館長が林業で栄える一方、各寺が中心となって文化を守ってきた三尾の歴史を紹介。続いて、参加者約75人は高山寺、高雄山の神護寺、槙尾山の西明寺を参拝し、抹茶を飲みながら住職の講話を聞くなどして楽しんだ。
大阪府門真市から夫婦で訪れた上野利晴さん(60)は「初めて聞く話ばかりで、新しい魅力を知ることができた」と喜んでいた。