社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
福島県の支援を受け、新開発された4本腕の災害対応ロボット。40センチの段差を難なく乗り越えた=13日午後、同県南相馬市
福島県に工場を持つ菊池製作所(東京都八王子市)は13日、同県南相馬市小高区に新設した工場で、最先端の災害対応ロボットなどの実演会を開いた。小高区は東京電力福島第1原発事故で避難指示区域に指定されている。ロボット産業の集積を目指す県の支援事業の一つで、参加した内堀雅雄知事は「メイドイン福島のロボットが国内外で活用されることを期待している」と述べた。
初公開の4本腕ロボットは、足場の悪い災害現場や、人が入れない原発の廃炉作業での活用を想定。実演会では、前の腕2本で本体を押し上げながら、独立した四つの無限軌道を駆使して高さ40センチの段差を乗り越えた。腕にはカメラのほか、障害物を破壊する油圧カッターやレーザーなどを取り付けることができる。