社会そのほか速
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9日、兵庫県淡路島で男女5人が刃物で刺されて死亡した事件で、逮捕された40歳の男の自宅から、複数の刃物が押収されていたことがわかりました。
逮捕された平野達彦容疑者(40)が、洲本警察署を出て検察庁に身柄を送られました。取り調べでは落ち着いているものの、事件については話していないということです。
9日、兵庫県洲本市中川原町の平野浩之さん(62)と妻(59)、母親(84)の3人が刃物で刺されて死亡し、近くの住宅でも住民の平野毅さん(82)と妻の2人が血を流して死亡していました。
警察は、現場周辺で服に血がついていた平野達彦容疑者を発見。殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、10日午前、平野容疑者の身柄を殺人容疑で神戸地検に送致しました。
警察によりますと、これまでの捜索で、平野容疑者の自宅から複数のナイフが押収されていたことが新たにわかりました。警察は、この中に凶器が含まれているとみて、詳しい鑑定を行う方針です。
また、遺体で見つかった平野毅さんの娘が、今月2日に洲本市役所を訪れ、「近隣トラブルで悩んでいる」と話していたことがわかりました。市はその2日後に行われた無料法律相談に行くことを勧め、実際に法律相談に訪れていたということです。
平野容疑者はインターネットの短文投稿サイトなどに被害者を中傷するような書き込みを繰り返していて、中には、「人類の敵」、「電磁波犯罪を徹底して行っている」などと、不可解な文章も含まれていました。警察は、平野容疑者の刑事責任能力についても慎重に捜査する方針です。(10日11:32)