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福田康夫元首相や韓国の李洪九元首相ら日韓政財界の重鎮が、冷え込む両国関係の打開策を協議する「日韓・韓日賢人会議」の初会合を22日夜、東京都内のホテルで開いた。意思疎通の緊密化を確認した21日の日韓外相会談を踏まえ、首脳会談実現に向けて側面支援する狙いだ。
福田氏は冒頭「忌憚のない意見を伺いながら、関係改善の道を探っていきたい」と表明。李氏は今年が日韓国交正常化50年、戦後70年に当たるとして「この折に、われわれの考えをまとめないといけない。数多くの難題が横たわっているが、良いムードづくりの一助になればいい」と述べた。