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横浜市中区の山下ふ頭(約47ヘクタール)の再開発について話し合う市の検討委員会は19日、国内外の観光客が長期滞在できる「リゾート空間」や大規模集客施設を中核とする「にぎわい空間」などで「ハーバーリゾート」を目指すとする基本計画の方向性を明らかにした。
今後、市民からの意見を募集し、6月頃に答申をまとめる予定だ。
山下ふ頭は、カジノやショッピングモール、ホテルなどを併設する統合型リゾート(IR)の誘致エリアとして有力視する声もあるが、林文子市長は19日の定例記者会見で、「山下ふ頭の開発イコールIRと決めているわけではない。選択肢の一つ」と話した。
検討委が示した再開発の概要によると、山下ふ頭の北東エリアを「リゾート空間」に設定。国際会議やビジネス、休暇などで訪れる国内外の来訪客が宿泊できる施設の集積を目指す。
陸地側のエリアは「にぎわい空間」とし、文化・芸術や、エンターテインメント、スポーツ関連の施設を誘致し、大規模な集客を図る。現在は1か所に限られているふ頭への出入り口付近には、バスなどが乗り入れできる「交通ターミナル」の設置を想定している。
検討委は、大学教授や地元企業の幹部ら外部有識者10人で構成。昨年6月に設置され、19日に第3回会合を開いた。再開発は、民間のノウハウや資金を活用し、2020年の東京五輪・パラリンピックに合わせて一部オープンすることを目標としている。