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中国から日本国内へのインターネット接続を中継する「プロキシ(代理)サーバー」運営会社「SUNテクノ」(東京都豊島区)が不正アクセス禁止法違反容疑で摘発された事件で、同社の中継サーバーから、国内の大手銀行のサイトを装って、ネットバンキングのIDやパスワードを盗み取る「フィッシングサイト」が発見されていたことが15日、警視庁への取材で分かった。
中継サーバーからは、国内大手行のネット銀行利用者のIDやパスワードなどが約30件見つかった。警視庁は3月、この大手行に情報提供し、不正送金の被害防止を要請。少なくとも3人の被害を防いだという。
同庁によると、サーバーにはIDやパスワードを入力させる偽サイトのログイン画面などのデータが保管されていた。偽サイトは昨年2月ごろには開設され、同3月には約1万3000回、利用者に閲覧されていたという。
偽サイトの管理者による中継サーバーへの接続が昨年、中国から約300回繰り返されていたことから、警視庁は中国の犯行グループが偽サイト開設やID窃取などに関与したとみて調べている。