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エボラ出血熱が流行する西アフリカでは、ギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国で感染した患者数が2万4350人にのぼり、このうち死者は1万4人になったと世界保健機関(WHO)が12日発表した。
WHOによると国別の内訳は、ギニアが感染者3330人、死者2187人、リベリアが感染者9343人、死者4162人、シエラレオネが感染者1万1677人、死者3655人となっている。
3カ国での新たな感染は、今年1月以降、毎週120人前後と横ばいで推移しており、昨年夏から秋にかけてのピーク時に比べると鈍化傾向にある。
感染者、死者の数が最悪のリベリアでは、今月、新たな感染者数がゼロになったが、ギニアとシエラレオネでは今月8日までの1週間にそれぞれ58人の感染が新たに確認されるなど、依然として終息の見通しは立っていない。
また英国保健省の12日の発表によると、シエラレオネに治療支援で派遣されていた英国軍の女性兵士1人がエボラウイルスに感染したことが確認された。この兵士は既に空軍の飛行機でロンドンへ搬送され、ロイヤル・フリー病院で治療を受けている。この兵士と接触のあった同僚2人も、念のため同じ飛行機で帰国し、感染の有無について検査を受けているという。
英国政府によると、シエラレオネでは600人~700人の兵士や医療従事者が治療支援に携わっており、これまでに3人の二次感染が報告されている。