社会そのほか速
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いじめを受けて自殺した大津市立中学2年の男子生徒=当時(13)=の両親が市に損害賠償を求めた訴訟は17日、大津地裁(山本善彦裁判長)で和解が成立した。市が両親に謝罪し、1300万円の和解金を支払う。いじめに関与したとされる同級生3人らに対する訴訟は続けられる。
市によると、地裁は2月18日以降、和解を勧告。市の第三者調査委員会の報告書にある19項目のいじめ行為を認定し、「適切な措置を講じていれば、自殺に至らなかった可能性がある」として、市の賠償責任を認めた。和解金額は、災害共済給付金として日本スポーツ振興センターから支払い済みの2800万円を除く1300万円とした。
市は、男子生徒の自殺を防げず、自殺後も適切な対応を取らなかったことについて両親に謝罪。2013年4月に施行したいじめ防止条例に基づく再発防止の取り組みを継続するとともに、和解条項をホームページなどで公表する。