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航空自衛隊小牧基地の航空祭で曲技飛行のため滑走路に向かう「ブルーインパルス」のT4練習機=15日午後、愛知県の同基地
航空自衛隊は15日、東日本大震災で被災した宮城県の松島基地に所属する第11飛行隊「ブルーインパルス」の曲技飛行を、愛知県の小牧基地の航空祭で披露した。周辺の自治体は事故を懸念して反対したが、空自は同飛行隊を「復興のシンボル」と位置付けており、「被災地への変わらぬ思いをアピールする」と説明した。
〔写真特集〕航空自衛隊ブルーインパルス
同飛行隊による曲技飛行は、小牧基地では44年ぶり。練習機6機が整然と飛び、約7万3000人の来場者から歓声が上がった。愛知県小牧市の会社員増田洋子さん(44)は「感動しました。毎年来てほしい」と笑顔で話した。