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*17:17JST あらた Research Memo(7):大型投資は一巡したとみられ、今後は財務体質の改善へ
■決算動向
(2)財務状況について
あらた<2733>の2014年12月末の総資産残高は前期末比で18,999百万円増の240,201百万円となった。主な増減項目は表のとおりで、流動資産は季節要因や売上高の回復に伴って、売上債権や在庫が増加し、前期末比14,449百万円増の172,465百万円となった。また、固定資産は北東北の新物流拠点となる北上センター(岩手県)の稼働開始によって、有形固定資産の増加、並びに投資有価証券の増加により、同4,549百万円増の67,736百万円となった。
一方、負債は仕入債務の増加、並びに有利子負債の増加によって、前期末比17,320百万円増の187,481百万円となり、純資産は利益剰余金の増加や有価証券評価差額金を中心とした含み益の増加により、前期末比1,678百万円増の52,720百万円となっている。
経営指標で見ると、売上債権・債務の増加や有利子負債の増加により、自己資本比率が21.9%と前期末比で若干低下したものの、季節要因によるところが大きく、また、設備投資も北上の新物流センター稼働により、当面の大型投資は一巡したとみられ、今後は財務体質の改善が進んでいくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《FA》