*07:19JST NY原油:続伸で52.78ドル、欧州GDP上振れや米稼動リグ減少で買い先行
NY原油は続伸(NYMEX原油3月限終値:52.78 ↑1.57)。53.43ドルまで上昇後、いったん52.00ドルまで下落した。この日発表のドイツとユーロ圏の10-12月期GDP速報値が、予想を上回る伸びとなったことから、欧州の景気持ち直しによる原油の需要増期待が広がり、買いが先行した。
終盤に米油田サービス大手ベーカー・ヒューズ社が、米国内の石油掘削装置(リグ)の稼働数を発表し、稼動中のリグは前週比84基減の1056基となった。供給過剰感の後退から買いが再燃したが、米3連休を控えて、持ち高調整とみられる売りも一時強まった。
《KO》*07:19JST NY金:続伸で1227.10ドル、米消費者関連指数の悪化で安全志向の買いが強まる
NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1227.10 ↑6.40)。1226.20ドルから一時1234.90ドルまで上昇した。前日に米国の小売売上高の減少や新規失業保険申請件数の増加を受けて反発した流れで、この日もスタート。その後発表された2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が大きく下振れして低下したことで、安全資産としての金の買いがさらに強まった。
ウクライナ政府と親ロシア派が東部での15日からの停戦で合意しているが、発効までに支配地域の拡大を意図した戦闘が継続。今回も停戦の実現性が危ぶまれる状況になっていることも、金の買いにつながったとみられる。
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