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*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀は金融政策の“現状維持”を決定
17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・先高感は強いが資金の逃げ足も速く
・ドル・円は121円43銭付近、日銀は金融政策の“現状維持”を決定
・日銀は金融政策の“現状維持”を決定、一瞬円高に振れるも反応は限定的
■先高感は強いが資金の逃げ足も速く
日経平均は反発。165.51円高の19411.57円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えている。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策によるユーロ圏景気回復への期待などを背景とした欧州株高が刺激となり、16日のNYダウは200ドル超の上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の19330円となり、これにさや寄せする格好から始まった。
その後は日銀の金融政策決定会合の結果待ちからこう着感は強く、日経平均は50円程度の狭いレンジでの推移となっている。セクターでは電気機器、証券、その他金融、医薬品、化学などが堅調。半面、パルプ紙、鉄鋼、水産農林、小売が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、TDK<6762>、ファナック<6954>、花王<4452>、エーザイ<4523>がけん引。
日経平均は15年ぶりの19400円を回復しているが、昨日同様、狭いレンジ内での推移であり、手掛けづらさが窺える。個人主体による資金流入で急動意をみせている中小型株なども散見される。ただし、資金の流れが鈍ると急速に資金が流出する流れも目立っており、物色は広がりづらいところ。また、配当志向の物色がみられるほか、第2のファナック<6954>を探す動きも意識されている。期末に向けて株主還元策への期待も高まりやすく、そういった銘柄には短期筋の資金も集中しやすいだろう。
一方で、日銀会合通過後はアク抜けが意識される可能性があろうが、17-18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとするムードも根強く、後場はやや様子見色の強い相場展開になりそうだ。なお、トヨタ自<7203>は2007年2月以来の最高値を更新。いったんは達成感が意識されやすいだろうが、高値圏での底堅さが意識されてくると、相場のけん引役としての期待に。
■ドル・円は121円43銭付近、日銀は金融政策の“現状維持”を決定
ドル・円は121円43銭付近で推移。日本銀行は昨日から開催していた金融政策決定会合で金融政策の“現状維持”を決定したが、市場予想通りだったため反応は限定的。…