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[東京 3日 ロイター] – 甘利明環太平洋連携協定(TPP)担当相は3日の閣議後の会見で、TPPの日米交渉をめぐり、カトラー米通商代表部(USTR)次席代表代行が来日した上で、5日から大江博首席交渉官代理らと実務協議を再開することを明らかにした。
カトラー次席代表代行は4日来日する。大江首席交渉官代理と市場アクセス交渉について事務レベルで協議するほか、自動車分野の交渉を担当する森健良経済外交担当大使と並行して協議を行う。甘利氏は日米交渉について「論点整理はかなりできている」とし、「日米間の間合いを詰めるべく協議を再開する」と説明した。
12カ国閣僚会合については、「当初は春の早いうちという認識をしていたが、春いっぱいには何とかしなければならないという状況に変わりつつある」とし、スケジュールが後ずれしているとの見方を示した。
一方、甘利氏は一部で報じられた自身への政治献金をめぐる問題を受け、「朝一番で返金する」と述べた。国からの補助金を受けた企業側に対しては、献金ができない旨を周知しているとし、「これ以上はこちらで対応の取りようがない」と語った。
*政府発表の内容を追加しました。
(梅川崇)
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