社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
[10日 ロイター] – 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)は、保有する不動産資産のほぼすべてを約265億ドルで売却すると発表した。
また、取締役会が最大500億ドルの自社株買いプログラムを承認したと明らかにした。自社株買いの規模は、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の900億ドルに次いで過去2番目の大きさだ。
売却先にはブラックストーン(BX.N: 株価, 企業情報, レポート)やウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)などが含まれる。
GEの不動産資産は約300億ドル規模。
商業用不動産の売買としては、2007年にブラックストーンがエクイティ・オフィス・プロパティーズ・トラストを負債の肩代わり分を含めて390億ドルで買収した以降で最大の案件となる。
GEは不動産資産の売却を進める一方、ジェットエンジンや発電機、配電網関連、油田機器などの産業部門の収益改善に注力する。
GEは、第1・四半期のリストラ関連の税引き後費用として約160億ドルを計上するとした。
GEが2018年にかけて、900億ドル以上の株主還元を行う可能性があるとしたことを受け、10日寄り付き前の米国株式市場で、GEの株価は約7%上昇した。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.