社会そのほか速
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内閣府が12日発表した2月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月から1.6ポイント上昇して40.7となり、3カ月連続で改善した。「暮らし向き」など指数を構成する4項目すべてが改善しており、内閣府は基調判断を前月の「下げ止まりの動き」から「持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。上方修正は昨年12月以来2カ月ぶり。
消費動向調査は全国8400世帯を対象に実施。今後半年間で「暮らし向き」などが良くなるか、悪くなるかを聞いている。
2月は「暮らし向き」が前月比で2.5ポイント上昇して38.3となり、昨年8月(39.1)以来の水準まで改善。「耐久消費財の買い時判断」と「雇用環境」はそれぞれ前月比2.1ポイントと1.4ポイント上昇し、ともに3カ月連続の改善を記録した。「収入の増え方」は0.4ポイントの微増だった。
4項目すべてが改善するのは12月以来2カ月ぶりとなる。消費者心理が改善した背景には、ガソリン安の定着や株価の上昇などがあるとみられる。【谷川貴史】