英航空大手ヴァージン・アトランティック航空が１日、成田空港発ロンドン行きの運航を最後に日本路線から撤退した。

　　同社の撤退で、成田―ロンドン線は、ブリティッシュ・エアウェイズのみの運航となる。

　　ヴァージン・アトランティック航空は１９８９年５月に成田とロンドン・ガトウィック空港を結ぶ路線に就航。その後、ロンドン・ヒースロー空港との間で１日１便を運航していたが、「世界的な路線見直しの一環として日本路線からの撤退が決まった」（同社）。

　　運航最終日の１日は、エアバスＡ３４０―３００型機に２４０人が搭乗。チェックインカウンターや展望デッキには元スタッフらが詰めかけ、別れを惜しんだ。