【デミオ/スカイライン編】・【i3/RC/ハスラー編】と続いた、クリッカー・オブ・ザ・イヤー覆面座談会レポート、いよいよ最終回です。

　最後はレヴォーグやコペンをはじめとして、バラエティー豊かな話題のクルマたちを一挙にどうぞ！

　（※座談会には約8名が出席しており、便宜上A～Hの記号を振っております。が、各人のプライバシー…というか、オトナとしていろいろのあれこれのため、章ごとに記号はシャッフルしております。あしからず！）

　■ダイハツ・コペン

　D「コペン、楽しいけどね」

　B「いままでに無かったなっていうコンセプトがあるので、そのへんは評価はしなければいけないんじゃないのかな、という感じはします。ただ乗ると意外と普通だなっていう。事前のプロトタイプのほうが良かったかな」

　D「いろいろなチャレンジングなことやっていて。生産ラインの最後、組み立てのところを見学できたりとか。あまり日本車でやってなかったことができるから、スタイルは別にしても、ああいうクルマがいま出るのはすごくいい」

　C「確かに、チャレンジングな精神は買いたいと思うけど、1つだけいただけないのは、先代にあったテレスコピックステアリングが無くなったこと。あれがこだわりだったのに、こだわりを捨てるのはいかがなものかと、ちょっと」

　B「あとデザインとかは、まあ好き嫌いというか」

　D「丸目が一番いいと思う（笑）」

　C「コペンのライバルって何ですかね？」

　D「ケータハム？」

　A「意外にハスラーの可能性はあるね」

　B「そうなんでしょうね、たしかに。あとN-BOX SLASHとかさ」

　D「デザインアイコンみたいなもんですよね」

　H「意外と、軽だとは思えないようなちゃんとしている感じはある」

　D「ステアリングの取り付け剛性とかちゃんとしてる」

　A「それってテレスコがないからじゃない？（笑）」

　C「軽自動車でテレスコ付いているクルマって無いんですよ。だけどコペンはちゃんとドライビングポジションを整えて運転するようにって言って、普通は軽自動車に採用してないテレスコをこだわって入れてたんですよ」

　A「先代は一人勝ちで6万台以上売ったんだよね。ライバル不在で」

　C「細々と、衰えず、淡々とつくり続けて。でも生産台数は当初の計画以上に」

　A「今回は6万台は売れないよね。でも、ちょろちょろ外側を変えたクルマは出て来そうだね」

　E「だって上級グレードがもう出たんですよね？　ローブグレード」

　B「ビルシュタインのあれね」

　E「半年で早くも投入。…