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[東京 10日 ロイター] – 前場の東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株高に加え、為替が1ドル121円半ばまで円安方向に振れたことで、輸出株を中心に買いが先行。朝方には一時133円高まで上昇したが、買い一巡後は手がかり材料が乏しく、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えた警戒感などもあり伸び悩む展開だった。
9日の米国株式市場ではダウ工業株30種が大幅反発し、投資家の不安心理はいったん和らいだ。トヨタ(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、花王(4452.T: 株価, ニュース, レポート)、村田製作所(6981.T: 株価, ニュース, レポート)が昨年来高値を更新するなど優良株買いも継続したが、依然相場の過熱感は解消しておらず、週末のメジャーSQや来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて上値追いには慎重姿勢だった。
市場では「円の先安観から輸出株へのリカバーが入っているものの、現状はすでにフェアバリューであり、PERを拡大させて上値を買う材料は乏しい」(中銀証券本店営業部次長の中島肇氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、ヨロズ(7294.T: 株価, ニュース, レポート)が上場来高値を更新。同社は9日、2015年3月期の年間配当予想を従来の26円(期末は15円)から50円(同39円)に引き上げた。株主還元に対する前向きな姿勢が評価された。半面、ラオックス(8202.T: 株価, ニュース, レポート)が大幅安。9日、公募増資などで最大約422億円を調達すると発表し、1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念された。
東証1部の騰落数は、値上がり997銘柄に対し、値下がりが690銘柄、変わらずが177銘柄だった。
日経平均.N225
前場終値 18831.64 +41.09 続く…
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