社会そのほか速
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「ゆとり世代」と呼ばれ、時に批判され、時に自嘲しながら成長してきた僕たちも、気づけばその大半が20代。
さすがに「ゆとり」批判も風化しつつある印象があり、代わりに「さとり世代」などの、またよくわからない区分けが登場している昨今でございます。
なんかね、もうわけわからないよね。
平成生まれ・昭和生まれくらいのはっきりとした区分でいいじゃない、とも思います。
さて、そんな20代の若者の動向を見ていると、多くの人がテレビで知っているスポーツ選手や芸能人といった「有名人」のみに限らず、ビジネスの分野やインターネット上などでも頭角を現す人が増えてきています。
まだマイナーながらも注目を集めているのが、「地方」で活躍する若者の存在です。
東京から高知に移住したプロブロガー、イケダハヤトさんを始めとして、“地域の魅力を再発見”する情報誌『TURNS』などを読んでいても、独自の活動に取り組んでいる若者の姿が多く見られます。
そんなある日、書店を訪れていたところ、一冊の本が目に留まりました。
タイトルは、『21歳男子、過疎の山村に住むことにしました』。
先日の記事でもちょろっと紹介した、「地域おこし協力隊」にスポットを当てた本のようでした。
おもしろかったので、ご紹介します。
ここぞというときの行動力、「とりあえずやってみよう!」という勢いって大事。
そう思いました。
■21歳男子、失恋の末、地域おこし協力隊に志願する本書『21歳男子、過疎の山村に住むことにしました』の著者、水柿大地さんは1989年生まれ。
高校生の頃にテレビで観た、農山村や過疎地の福祉に関するドキュメント番組をきっかけに、法政大学現代福祉学部に入学。
サークル活動やアルバイトなど、キャンパスライフを満喫されていたそうですが、大学2年次に急展開を迎えます。
当時付き合っていた彼女に、フラれたそうです。
もう一度言います。
フラれたそうです。
わぁい。
傷心の水柿さんは、「何がいけなかったんだ……」と徹底的に自己分析を始めます。
服装か、性格か、それとも顔か。
もちろん、悶々と自分を分析しつつも学生生活を楽しむことは忘れず、勉学やサークル活動に励んでいたとのこと。
その「自己分析」はやがて、別の方向へと向かいます。
“ときがたつにつれ「自分がいま取り組んでいること、大学入学時にもともと取り組みたかったことはなんだ? 学生としての僕の時間の過ごし方はこれでいいのか?」といったことへと関心が変わっていった。…