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セブン&アイ・ホールディングスのネットスーパー事業の配送拠点「ネットスーパー西日暮里店」=5日、東京都荒川区
セブン&アイ・ホールディングスなど流通大手が、インターネット上で商品を販売し、自宅などへ配送するネットスーパー事業を強化する。少子高齢化や働く女性の増加で「需要が急速に拡大している」(西友)ため、対応を急ぐ考えで、まずは配送拠点の整備に乗り出す。
セブン&アイは、「セブン&アイ・ホールディングス ネットスーパー西日暮里店」(東京都荒川区)を8日にオープンする。店頭で弁当や飲料などの販売も行うものの、同社として初めて、ネットで注文を受けた商品を届けることに重点を置いたスーパーとなる。
傘下のイトーヨーカ堂は2001年にネットスーパー事業を開始。今では顧客の配達希望が集中する夕方などに、注文をさばき切れないことも増えた。このため「ネットスーパー西日暮里店」では、ネットでの注文を受け付けている既存店の5倍に当たる1日最大2000件の注文に応じる体制を整備。セブン&アイグループとして「潜在ニーズをつかむ」(戸井和久イトーヨーカ堂社長)ことを目指す。
西友も、店舗からの商品配送に加え、専用の配送施設を年内に設ける方針。金山亮執行役員は「サービスし切れていない地域に手厚い体制を取っていく」と語り、店舗の少ない都南部などの強化に役立てる考えを示す。