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[東京 13日 ロイター] – 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の121円前半。日経平均の大幅高や、現在の円安が景気にプラスとの認識を示した財務相発言等が意識され、底堅く推移した。ただ、インターバンクと実需筋は共に動きが低調で、上値追いの気運は盛り上がらなかった。
ドルは午前の取引で、121.27─121.47円と狭いレンジ内の値動きに終始した。
麻生太郎財務相は13日の閣議後会見で景気認識を問われ、回復基調が続いているとの考え方を示した。その上で、「基本的に円安というものは、今の状況において景気にプラス。原油安、低金利、円安が景気にプラスというのは確かだ」とした。
このところのドル高局面では、120円台で政府要人から円安けん制発言が発せられていたが、「ユーロ/円が急落したので、さすがに当局も円安けん制をしなくなった」(外銀)との指摘が出ており、ドルの底堅さに貢献した。
ただ、この日は事実上の五・十日に当たるにも関わらず、実需の動きが鈍く、インターバンクの取引も低調で、財務省発言に対する市場の反応は限定的だった。
<ドル指数>
主要6通貨(ユーロ、円、英ポンド、カナダドル、スウェーデンクローナ、スイスフラン)に対するドルの相場を指数化したドル指数.DXYは、前日、前々日と100越えし、約12年ぶりの高水準を推移していたが、前日ニューヨーク市場の終盤には99前半まで反落して取引を終えた。正午時点の同指数は99.35付近。
ドル指数反落の背景は、同指数において比率の大きいユーロが、投機筋によるショートの巻き戻しによって大幅に反発したことだという。 続く…
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