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3月18日、ソフトバンク <9984> はサイジニア <6031> の筆頭株主である米ベンチャーキャピタルDCM V,L.P.及びDCM AFFILIATES FUND V,L.P.からサイジニアの株式を2015年3 月13日付で取得したと発表した。ソフトバンクグループが展開する事業において、協業を図っていくことが目的だ。なお、本取引後のサイジニアに対するソフトバンクの議決権所有割合は11.82%から33.21%(間接所有含む)となり第2位株主から筆頭株主となる。サイジニアはソフトバンクの関連会社となった。
サイジニアはEC・小売り向けにネットマーケティングサービスを展開、パーソナライズ・エンジン「デクワス」をコアとする各サービスを提供し、 顧客企業のマーケティング活動支援に取り組んでいる。2015年第2四半期累計期間においては、パーソナライズ・アドサービスの売上げが堅調に推移し、事業拡大に貢献するも、株式公開に伴う一時的な経費が増加、売上高は4.2億、営業利益は0億円、経常利益は△0.1億円、 四半期純利益は△0.1億円となっている。
同社は2014年12月に上場したばかりだ。代表取締役社長の吉井伸一郎氏は工学博士を持ち、文部科学省および日本学術振興会特別研究員、ソフトバンク・コマース(現・ソフトバンクBB)情報システム本部研究開発センター長などを 経て、2004年から北海道大学大学院情報工学研究科複雑系工学講座の助教授を務めるという経歴を持つ。専門は進化的計算理論、機械学習、複雑ネットワーク理論などの複雑系工学の研究。同社の技術には巨大で複雑なネットワークの性質を解明する先端科学である「複雑ネットワーク理論」を応用している。(ZUU online 編集部)