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エースコック株式会社(大阪府吹田市)のガッツリ系定番シリーズからコンビニ限定で『スーパーカップ1.5倍 極辛ブタキムラーメンRED』
(109gうち麺90g・希望小売価格 税抜205円・2015年2月16日発売)が出た。
「コンビニ限定」で「極辛」と言われた途端に、警戒警報が鳴り響く記者。コンビニ限定品は実験販売要素が強いことを、身を持って知っているからだ。とくに辛さに関して、今まで辛いを通り越して痛いまで行くほどのカップ麺も食べてきた。
さて、CMでさかんにカドメン推しされていることでも有名なスーパーカップシリースの新作である。ガッツリ系のシリーズとしてはもはや日本を代表する人気シリーズのスーパーカップ1.5倍。中でも20年以上も人気を維持している「ブタキム」ブランド。そこで展開される極辛というのはどの程度なのか、実食してみた。
めんは油揚げめん。そこに豚肉、白菜キムチ、ねぎ、唐辛子で構成されるかやくと、粉末スープをあけて、3分間調理である。0.5Lオーバーの湯量の確保が必要。
調理後、フタを開けてみると程よい豚骨ベースのスープとキムチの香りがするだけ。もちろんこれで済むはずがなく、調味油を投入することになる。ほら、これ、見事なラー油オレンジだ! ここでカップ内が一気に辛くなったことは視覚的にもよく分かる。
まずはスープから。警戒していたせいか、むせることなく味わえた。豚骨ベースのうまみとキムチとラー油の辛さがあいまって、辛うま。辛さの度合いはちょうど痛さに到達する一歩手前の寸止めで、なかなかやるなと感心する。
めんは話題のカドメン。質感たっぷり、弾力充分、なめらかさと食べ応えが見事に調和した、ガッツリ系のひとつの到達点ともいうべきめんは文句なし。こうした濃い口のスープだと、油揚げめん特有のしつこさがむしろ良い感じにラーメン感を高めてくれて相性抜群だ。
目立つ白菜キムチはシャキシャキの食感、輪切りの唐辛子や豚肉もちらほら、ネギも多めに入っているしニンニク臭も香り立つので食が進むだろう。ボリュームはもちろん大盛り。食事としてしっかりと成立する重さがしっかりある。ただやはり辛さのレベルも高いので、汗をかきながら食べることになる。
総じて、実に質実剛健なブタキムの進化だと感じてしまった。燃え上がるパッケージほどの極辛度は、辛いもの好きな人だったら全く問題なく、満足できるはず。100円玉2枚ちょっとでしっかり食事できるという点でのコストパフォーマンスは絶大なものがある。ぜひ小腹時ではなく空腹時に味わってもらいたい。