社会そのほか速
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Q:今まで付き合ってきた女性は、ちょいブスばかりです。内心では「こいつより、同僚のAちゃんのほうがかわいい」と思っていても、いちばん付き合いたい女性にはアプローチできません。結局、手近なちょいブスに手を出して、「もっといい女がいるのに」と少し不満を感じながら付き合います。相手に失礼だし、それだと幸せはつかめないってこともわかっているんですが……。(石川県・28歳・金融)
A:もしかしたら、この人は「ちょいブスなら、俺がその気になれば、どうにでもなる」と遠回しに自慢しているのでしょうか。全国のちょいブスのみなさんは、立ち上がって激しく怒っていいと思います。ただ、ここで立ち上がってしまうと自分がちょいブスだと認めることにもなるので、そのへんが難しいところですが。
ともあれ、相談者は今の自分は不幸だと思っているようです。仮に、当人が言う「いちばん付き合いたい女性」にアプローチして、首尾よく付き合うことができたとしたら幸せになれるのでしょうか。ここを読んでいる多くの方が感じているように、きっとそんなことはありません。そうなったらそうなったで、「世の中にはもっといい女がいるのに……」とブツブツ言い出すのがオチです。
いつも元気なふなっしーは、ツイッターでこんなことを言っていました。
【足らないものより恵まれたものを数えてヒャッハーするなっしー♪】
百歩譲って相手が「ちょいブス」だとしても、嫌いな相手と付き合うわけではないし、それなりに楽しいはず。この人は、自分では気づいていないだけで、じつは「ちょいブス」こそが好みのタイプなのではないでしょうか。そうじゃないとしても、「自分はちょいブスが好きなんだ」と思えば、たちまち「とても恵まれている人」になれます。
「ちょいブス」とのご縁に恵まれていることを自覚して、思いっきりヒャッハーしてください。梨汁でも何でもプシャーとすればするほど、たくさんの幸せがつかめるでしょう。ただまあ、いくら「ちょいブス」をリスペクトしたところで失礼は失礼ですけど、順調に愛が育まれれば「ちょいブス」かどうかなんてどうでもよくなるに違いありません。
ふなっしーは【ないものねだりは不幸の始まりなっしー!】とも言っています。見た目がかわいかったり美人だったりする女性が「いい女」と限らないということは、(見た目しか取り柄がない女性以外は)誰もが気づいているはず。相手の女性に対しても、自分自身の恋愛の傾向に対しても、ないものねだりをするのではなく、現状を全力で肯定しましょう。…