社会そのほか速
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工事が…遅れているけど大丈夫?
2009年に「マンガはじめて家を建てました!」(ダイヤモンド社)という、自分の体験談+家づくり情報を盛り込んだ本を描きました。
私の実家を二世帯住宅にしたときの、家づくりの基本的な知識と、すったもんだの体験を面白おかしく描いたマンガ書籍です。
そこでこのコラムでは、今家づくりを考えているみなさんの役に立ったり立たなかったりする情報を、楽しくお伝えしていきたいと思います。
家の工事が着々と進んでいる。
平たく石が敷かれ、防湿シートというビニールが敷かれ、格子状の配筋が張られる。木枠がはめられ、中にコンクリートが流され、固まったらパカッと外すとべた基礎ができあがる。
コンクリートがすっかり乾いたら、次に1階部分の床張り。
縦型の窓のような大きさの木枠をつけていき、枠にぴったりの大きさの断熱材をはめこんでいく。分厚いスチロールのようなものだ。
その上にベニヤの板を打ち付けたら1階の床のできあがり。
ほんとうに着々なのだが、ここまで大工さんはたった一人。
(基礎工事は別会社なので床張りからの作業が一人)
なんだかどんどんスケジュールも遅れている気がする。
じゃがバタホームの営業さんM田君に確認すると
「はい…大工さんは3人、お願いできるはずだったんですが…」
なにぃ!?じゃあはよ、呼んでこんかい!(私の心の声)
「住宅ローンの承認が遅れたので、スケジュールが変わってしまい大工さんが確保できなくなったんです」
ええーーー!…。
→詳細は「【住宅展示場の歩き方⑱】住宅ローンの契約をする!でも審査結果が…!?」
でご覧ください。
「来月には来てもらえるように調整しています」
そうか。よかった来月には作業が進むかも。
と、ほっとしたのもつかの間、この年はアレの当たり年だったのだ。
屋根がない家に雨が降ったらどうなるか?
じゃがバタホームはツーバイフォー工法。
ツーバイフォーは面で支える構造なので、耐震性能が高いと言われている。
もともとはカナダで生まれた工法で、1階の床、1階の壁、2階の床、2階の壁とつくっていき、
最後に屋根が上がる作り方だ。
それに比べ、昔からある日本の工法、「木造軸組み」は、最初から2階までの長い柱を建ててゆく。どんどんどんっと柱を建てたら、すぐ屋根をつくる。
この工法は雨の多い日本の家には適しているのだ。
そこでだ、ウチの家はツーバーフォー。季節は秋。
秋と言えば…さんま…じゃなくって台風だ!
天気予報をつけると
「今年は台風の当たり年です」なんて言ってる。…