社会そのほか速
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最新のテレビといえば、4K。まさに今、波が押し寄せている。徐々にではあるが、このまま4Kは普及していくことだろう。おそらく、2020年あたりには一般的な家庭に普及しているのではないだろうか。リビングに置かれる液晶テレビが解像度をあげて、4Kにリプレイスされていく一方で、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスもメディアデバイスとして進化を続けている。そもそも『iPhone』は、オーディオプレイヤーの『iPod』からスマートフォンに進化したようなものなので、スマートフォンがポータブルオーディオプレイヤーとして広く使われたところで、人々が驚くこともないだろう。この流れに対し、個人的にはタブレットでのビデオ視聴というものが、今後、よりポピュラーなスタイルになっていくのではないかと考えている。
日本の電車ではスマホで動画を見ている人も多いので、スマホでもいいじゃないかと思う人もいそうだが、やはり、ディスプレイが大きいので、家でゆったりリラックスして動画を見る場合はタブレットのほうがいい。最近では実用的に使うことを想定した低価格なタブレットも増えてきたが、オーディオやビデオが楽しめるクオリティーを持ったタブレットも数多く登場している。スペイン・バルセロナで行なわれた『Mobile World Congress』で発表されたレノボのドルビーアトモス対応タブレット『Tab2 A8』に、ちょっと感銘を受けたので紹介したい。
「ドルビーアトモス」サウンドが楽しめるレノボのタブレット『Tab2 A8』。
PC以外の展示も多くみられたレノボのブース。
■リアルな音で映画を楽しめる「ドルビーアトモス」
この連載で何度かドルビーの新しい音響技術「ドルビーアトモス」を紹介してきたが、この音響技術は今までの単純なマルチチャンネルステレオ技術を革新するものだ。「ドルビーアトモス」は、基本的には音の種類と音の位置をデータ的に記録し、出力するスピーカーに応じて音を生成する。
映画館においては、数十本のスピーカーのそれぞれにチャンネルを割り振り、それらのスピーカーから音を出す。サイドにも複数のスピーカーを持つため、前後の音の移動を表現しやすいし、天井にもスピーカーを配置する規格になっているので、雨が降ってくる時のような音も表現することができる。
このような特性を持っているため、従来のマルチチャンネルサラウンドと比較して、周囲の音の位置や移動をより緻密に表現できるのが特徴だ。…