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美濃焼の古里、岐阜県土岐市肥田町の市陶磁器試験場が、郷土料理・味ご飯用の飯わんを開発、同試験場2階の展示ホールで試作品を披露している。
味ご飯は、窯場関係者にとっては定番料理。何時間も付きっきりで窯の番をする際に、手っ取り早く食べられる栄養価の高い料理。冷めたらお茶漬けにするなど食べ方も色々あるという。
飯わんは、冷めにくいように底を深くした「炊きたて用」と、口が広く、かき込みやすいように底が比較的浅めの「お茶漬け用」の2種類がある。表面には江戸時代の窯場関係者の仕事風景が描かれている。
また、肥田や下石(おろし)、駄知など、市内の8地域をかたどった陶器製のご当地箸置きも今回、製作した。飯わんと箸置きを組み合わせると、食事もいっそう楽しくなりそうだ。
開発に携わった専門研究員の安江大さん(45)は、「美濃焼の販路拡大を狙って開発した。商品化にこぎつけたい」と話している。
展示は27日まで。問い合わせは、同試験場(0572・59・8312)。