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東大を首席で卒業、元キャバ嬢という異色の経歴を持つデイトレーダー“ウルフ村田”こと村田美夏氏が先日、大阪で開催された個人投資家向けIRイベントに登壇した。数千万円単位の資金をデイトレードで動かし、年収2億円を稼ぐ同氏は、多くの聴衆者を前に“気になる銘柄の見つけ方”を紹介。「男を見る目はないが、株と相場を見る目はある」など笑いを交えながら、わかりやすく独自の銘柄選定法を展開した。
“株で2億円”ウルフ村田氏が教える「いい会社の見分け方」
■「年初来高値」と「チャートの推移」に注目
村田氏はキーワードとして、まず「年初来高値の更新」を挙げ、更新が続いている銘柄の1つである「明治ホールディングス」を例に解説。年初来高値更新が続く場合、「大型投資が動いている可能性が高い」とした。仮に、大型投資家が影響している場合はチャートの推移の仕方も重要な判断材料になり、「“シナリオ通り”の典型的な値動きで、きれいな形でチャートが上昇していく銘柄なら買ってもいいのでは」とテクニックを披露した。デイトレーダーは数分、数秒間の素早い判断が要求されがちだが、「目の前だけの値動きにとらわれ過ぎないことも重要」と語った。
■今一番気になる「インバウンド銘柄」
去年から株式市場でも話題になっている“インバウンド銘柄”だが、村田氏の注目度もいまだに高い。いわゆる、日本を訪れる観光客や外国人を対象にした関連銘柄を指し、「ドン・キホーテ」などの小売店や、「ビックカメラ」など家電量販店が取り上げられるが、ほかにもJRや私鉄各社などの公共交通機関銘柄、日本製品を扱うECサイト運営企業なども当てはまり、「広い視野で見ると関連銘柄は多い」とした。ただし、去年から流れが続いているだけに、現在はやや飽和状態気味であることにも触れ、「高値掴みには気を付けて」と注意を促した。
さらに、今後の日経平均については、国策で日経平均が上がっていることもふまえて、「4月の統一地方選挙までは上がると思う」と予想。“塩漬け”状態からようやく回復した投資家に向けて、「利益は伸ばすもの。元通りの値段で取引してはダメ」と敏腕トレーダーらしい“攻めのアドバイス”を送っていた。