社会そのほか速
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味のある通りに味のある門構えの「熱海湯」
新宿区・神楽坂。古くに花街として栄えた地域で、表通りは今でこそカフェやバル、大型のチェーン店も多くなってしまったが、一本裏路地を入れば料亭や史跡などとまだまだ風情のある景色が残っている。今回紹介する銭湯は、そんな風情を一層味のあるものにしてくれる銭湯「熱海湯」だ。
脱衣室には金魚に戦艦大和!?
熱海湯は東京メトロ東西線飯田橋駅から徒歩3分。神楽坂で最も有名な裏道のひとつに隣接しており、この細い路地は銭湯の名から「熱海湯階段」とも呼ばれている。思わず写真を撮りたくなってしまう、なんとも味のある雰囲気が漂う。こちらはその昔、芸者さんが熱海湯で入浴してからお座敷に向かったことから「芸者小道」とも呼ばれ、熱海湯そのものと並んでテレビのロケ地としてもよく使われているとか。
そんな通りにある熱海湯は、千鳥破風の屋根を持つトラディショナルな東京銭湯。男湯は右、女湯は左に進む。タオルは無料レンタルがあり、番台の前にたくさんのタオルが積まれている。
格天井の脱衣場には、壁側と中央にそれぞれロッカーがある。浴室の方を向いて背側方向にある坪庭の池には金魚が泳ぎ、木彫の観音様が2体祀られている。境目は鏡張りで上の方にはテレビが。そのほかにドリンクケース、昔ながらの体重計(はかり)、洗濯機が2台。また壁のロッカー上には、なぜか戦艦大和の大きな模型が飾られているのも気になる。
富士山のペンキ絵に「モモテツ」のケロリン桶
男湯のイメージ(S=シャワー)
浴室はさほど広くないものの、中央のカラン島には鏡やシャワーがないので、圧迫感がない分、広く感じる。天井も十分高い。正面には富士山のペンキ絵。男湯側にサインは見当たらなかったが、画風から中島盛夫絵師の作だと思われる。ペンキ絵の下には金魚や鯉を描いたタイル絵が、境目の壁にも洋風の山のタイル絵が描かれている。
ケロリン型の黄色い桶は「モモテツ」(ゲーム「桃太郎電鉄」)の広告タイプ。都内でもいくつかの銭湯でしか見られない珍しいものだ。
湯舟はシンプルに深風呂と浅風呂の2種。ふたつの湯は中でつながっているのだが、深風呂の方の奥には備長炭が積まれており、肌にやさしい柔らかい湯で身体の芯から温まる。温度はともに44度前後だろうか。湯上りの風が心地よく感じるベストの温度かと思う。
神楽坂は休日の散歩コースにぴったりの街だ。古きと新しきが短いエリアの中に凝縮されており、休日は歩行者天国になるなどして多くの人でにぎわう。たまには熱海湯で湯を浴びてからの散策も趣深い。ぜひお出掛けとセットで楽しんでいただきたい。
※記事中の情報は2015年3月時点のもの。イメージ図は筆者の調査に基づくもので正確なものではございません
筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
イオンは3月18日、埼玉県越谷市のショッピングモール「イオンレイクタウン」において、大規模なリニューアルを実施することを発表した。第1期リニューアルオープンは4月24日を予定している。
イオンレイクタウン(イメージ)
同施設は2008年10月、「イオンレイクタウンkaze」と「イオンレイクタウンmori」の2館から成る国内最大級のショッピングモールとしてオープンした。2011年4月には「レイクタウンアウトレット」も加わり専門店数が約710店舗となり、年間5,000万人以上が来店する日本最大級のショッピングモールとなっている。
日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」
今回のリニューアルは、2014年秋~4月24日の第1期と、2015年秋オープンの第2期と期間を分けて実施する。期間合計で全店舗の60%以上にあたる約430店舗がリニューアルする予定で、第1期には、核店舗「イオンレイクタウン店」を含む347店舗を刷新。埼玉県初出店の99店舗を含む188店舗を導入し、159店舗で移転・改装を実施するという。
「イオンレイクタウン店」は、「おいしい・こだわり・わくわくドキドキする楽しい体験」をコンセプトに、商品やサービスを通じて新しいライフスタイルを提案する最新の”イオンスタイル” ストアへと生まれ変わるとのこと。
「kaze」の吹き抜けにアートシャンデリアを設置(イメージ)
施設面・環境面では、「mori」の新たな顔づくりになるよう、2階南側「kaze」からの連絡ゾーンを全面リニューアル。新たにギャザリングスペースを設置する。「kaze」では、アートシャンデリアを配置するなど、中央部を貫く吹き抜け空間を一新。吹き抜けの周りには、「CAFE PLAZA」や「DINING TERRACE」などフロアごとにコンセプトの異なる飲食店を出店する。
「kaze」「mori」それぞれのフードコートも、各館の特色やコンセプトに合わせて全面リニューアルする。「kaze」の1階フードコート「GOURMET SQUARE」は、バーカウンターでアルコールドリンクを提供したり職人が握る寿司を提供したりといった大人の空間へと生まれ変わるという。「mori」3階フードコート「FOREST TABLE」ではキッズゾーンを新設し、席数も1,700席へと増席する。
また、「kaze」「アウトレット」のそれぞれ2階を結ぶデッキを新設する。これにより、今まで直接行き来できなかった両モールをスムーズに移動することが可能となったとのこと。
「mori」の新たな顔となるゾーンでは、デッキでつながる「kaze」と連動性を持たせる(イメージ)
※記事中の情報は2015年3月発表時のもの
佐賀県とスクウェア・エニックスはこのほど、コラボレーションプロジェクト第2弾「ロマンシング佐賀2」を始動し、3月20日には成田-佐賀線を運航するSpring Japan(春秋航空日本)の「ロマンシング佐賀2」便が、3月21日には「サガ」シリーズのキャラクターをデザインした「ロマンシング佐賀2」ラッピング列車が動き始めた。
成田~佐賀線の春秋航空日本ではCAのスカーフにも注目!
3月20日~31日には、LCCの春秋航空日本の成田~佐賀/広島/高松の全3路線で、特別仕様のヘッドレストカバーを用いる。なお、佐賀線のみ、紙コップやウェットティッシュ、CAのスカーフが「ロマンシング佐賀」仕様になる。
3月21日~6月28日に運行される「ロマンシング佐賀」列車に先駆け、3月20日からは唐津線区間内の4駅(佐賀駅、小城駅、多久駅、唐津駅)で「ロマンシング佐賀2」仕様のホーム壁面やキャラクターパネルが登場。また、運行初日である3月21日には、JR九州「ロマンシング佐賀」列車運行に向けて佐賀駅にて出発式が行われ、佐賀発唐津行きの初便には県内外から訪れた約150人が乗車した。
「ロマンシグ佐賀」列車出発式の様子
出発式では、河津秋敏エグゼクティブロデューサー(左)とJR佐賀駅の春田駅長(右)が出発の合図を行った
6月28日まで、佐賀駅前のギャラリーや空港、唐津など、県内の3カ所(ぎゃらりぃふじ山: 佐賀市、唐津市ふるさと会館 アルピノ: 唐津市、SAGA空港一番館: 佐賀空港)で「ロマンシング佐賀2ショップ」が登場し、「サガ」シリーズのキャラクターがデザインされた有田焼や小城羊羹などのコラボグッズを販売している。
「渕濃七英雄(ふちだみしちえいゆう)有田焼小皿7種セット(しん窯)」税込9,000円
「陣形 水ものがたり羹(村岡総本舗」税込750円
さらにJR唐津線沿線の飲食店では、県産食材を使ったコラボメニューを提供する。佐賀市の志乃(県庁店)では、佐賀のご当地グルメであるシシリアンライスを用いた「吟遊詩人のシリアンライス~『ロマンシングサガミンストレルソング(2005)』より~」(税込1,728円)を、唐津市のオデカフェでは「コッペリアのスイーツセット~『ロマンシング サ・ガ2(1993』より~」(税込756円)を提供。なお、店舗は今後も順次拡大する予定となっており、今後の企画に関してはオフィシャルサイトで順次発表する。
「吟遊詩人のシリアンライス~『ロマンシングサガミンストレルソング(2005)』より~」税込1,728円
「コッペリアのスイーツセット~『ロマンシング サ・ガ2(1993)』より~」税込756円
また、東京都内でもスクウェア・エニックスのオフィシャルショップ「ARTNIA(アルトニア)」(東京都新宿区)にて、佐賀県食材を使った「サガ25周年×アルトニア」コラボメニューが登場する。
「ラピッドストリーム&クイックタイム」(950円)と「第七世界」(アルコール/870円、ノンアルコール/600円)
ケーキセット「ラピッドストリーム&クイックタイム」(950円)には、佐賀県の銘茶「嬉野紅茶」を提供。また、日本酒カクテル「第七世界」(870円)には、佐賀県の「The SAGA 認定酒」にも選ばれた「純天山」を使用する。「サガ25周年×ARTNIA」フェアは、3月15日~4月19日の期間限定で展開する予定となっている。
(c)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
JR北海道はこのほど、「安全投資と修繕に関する5年間の計画」を発表した。国土交通大臣の「輸送の安全に関する事業改善命令及び事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令」を受けて策定され、3月20日に国土交通大臣に提出されたという。
キハ183系を使用する特急「オホーツク」
同計画の内容も公開された。安全確保に必要な設備投資や修繕が十分でなかったことから鉄道施設・車両の老朽化が進み、「とくに車両は、今後数年の間に大量の老朽取替が必要な状況にある」とJR北海道。安全投資と修繕を最優先に計画を推進し、安全投資のおもな施策として、車両の老朽対策と軌道強化・管理の見直しに取り組むこととした。
車両の老朽対策に関して、国鉄時代に導入した電車711系の老朽取替は今年度で完了。今後は国鉄時代の特急形気動車の淘汰を優先して推進し、2016年度からキハ261系の新製をもってキハ183系0番台(34両)の老朽取替を進める。ローカル用気動車も、2017年度から量産先行車(2両)の製作に着手。走行試験などを経て量産開始し、キハ40形など従来のローカル用気動車の老朽取替を本格化させる。
特急形電車も、青函トンネル経由の特急「スーパー白鳥」に使用される789系を札幌圏に転用し、785系の一部老朽取替(37両中27両)を行う。JR北海道は車両の老朽対策において、「列車が安全・安定的に走行できるように老朽更新するとともに、車両の安全レベルを確保するため、厳正かつ的確なメンテナンスを実施する」ことを最終的にめざすゴールとした。
その他、PCマクラギ化の推進(札幌圏の副本線や根室本線新得~釧路間など)、ローカル線の弱小レール解消、軌道・電気総合検測車と保線設備管理システムの導入など、軌道強化・管理の見直しも図る。あわせて車両・施設の修繕も進めるとのこと。
計画期間は2018年度まで。5年間累計の金額規模感は安全投資1,200億円・修繕1,400億円とされ、2011年以降に措置された600億円の設備投資支援を前倒しして活用するとともに、経営安定基金の評価益の一部実現化や保有する資産の売却など、最大限の自助努力によって確保するという。それでも及ばない部分に関しては、国などへ支援を要請するとしている。
JR東日本水戸支社は昨年5月から進めてきた常磐線湯本駅改良工事をこのほど完了し、3月29日にリニューアルオープンする。いわき湯本温泉郷の玄関口にふさわしく、温泉熱を活用した暖房設備を同社として初めて採用するなど、さまざまな環境保全技術を導入したという。
湯本駅リニューアルイメージ
駅舎リニューアルにより、待合スペースは従来の約3倍の広さに拡大され、イベントスペースとして市民が利用することも可能に。2階ギャラリーもイベントスペースとしての利用を想定し、地域の魅力を発信する場所としての機能を持たせる。下りホームに地元の温泉を用いる足湯を設置し、温泉街のもてなしも演出。足湯に浸かりながら一部商品の購入・飲食もできるという。
地域との連携も重視し、地元の中学生による手作りの木製駅名標をホーム柱に設置するほか、公募によって決めた「フラガールと湯けむりに出逢える町」の副駅名称をホーム駅名標に掲出。駅構内の装飾には地元高校生や団体が手がけた作品を取り入れる。駅2階には地元産食材を使用するフードスタンドや地元産品・土産品の販売コーナーを備える店舗「湯本美食ホテル」がオープン。JR乗務員がプロデュースした「浜街道 潮目の駅弁」「カジキメンチ」など、いわきならではの商品展開を行う。