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森アーツセンターとNHKプロモーションは4月29日~6月28日、六本木ヒルズ森タワー52階展望台の東京シティビュー(東京都港区)にて「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」を開催する。
天野喜孝氏の作品『Vader』
同展では、映画監督のジョージ・ルーカス氏が世界中からよりすぐったアーティストが、「スター・ウォーズ」を独自の解釈で描いたアート作品を展示。「スター・ウォーズ」の魅力を「ビジョン」というテーマで紹介する企画展となる。
作品を寄せるアーティストとして、SF作品のビジュアル・デザインを手がけるシド・ミード氏や、ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザインを手がけた天野喜孝氏らが参加。世界初公開となる約60点のアート作品のほか、シリーズ6作品の映画制作で実際に使用されたコンセプトアートや衣装、小道具など約100点のアイテムも展示するという。
また、会場内の「スター・ウォーズ展スペシャルショップ」と六本木ヒルズ内の12店舗では、「1/4 サイズウィケット」(イウォークのぬいぐるみ)などの同展限定のオリジナルアイテムや、先行販売アイテムを提供する。
3月16日には「東京展限定記念メダル」(全3種)と前売り券のセットも発売したとのこと。ほかにも、六本木ヒルズの屋上スカイデッキにはフォトロケーションが登場し、ダース・ベイダーと一緒に写真を撮れるようになるという。
「東京展限定記念メダル」(左から「ダース・ベイダー」「R2-D2 & レイア・オーガナ」「ミレニアム・ファルコン」)
同展の開催時間は10時~22時(最終入場21時30分)で、会期中無休。入場料は一般1,800 円、高校生・大学生1,200 円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円で、展望台や森美術館への入場も可能。なお、屋上のスカイデッキへの入場には別途500円が必要となる。
※価格は全て税込
STAR WARS and related properties are trademarks and/or copyrights, in the United States and other countries, of Lucasfilm Ltd. and/or its affiliates. (c) & TM Lucasfilm Ltd.
”ガラスの靴”のリングホルダー(2,500円)や”カボチャの馬車”のスノーグローブ(8,000円)などを発売
ウォルト・ディズニー・ジャパンは2015年4月10日から、全国のディズニーストア店舗およびオンラインショップにて、”大人の女性”のためのシンデレラアイテム「シンデレラコレクション」を順次発売する。
シンデレラはディズニー映画『シンデレラ』に登場するヒロインで、4月25日には新作実写映画『シンデレラ』の公開も控えている。
今回発売する「シンデレラコレクション」は、シンデレラをコンセプトに”大人の女性”に向けてデザイン・企画された商品。シンデレラのアイコンをさりげなく表現したアクセサリーをはじめ、鏡やバッグ、ポーチなど女性の必需品も多数取りそろえるとのこと。
展開商品としては、”ガラスの靴”をモチーフにしたリングホルダー(2,500円)や、”カボチャの馬車”をかたどったスノーグローブ(8,000円)、シンデレラのドレスをイメージした生地をあしらったTシャツ(3,900円)、ミニトートバッグ(2,500円)などを用意している。
シンデレラのドレスをイメージしたTシャツ(3,900円)
ミニトートバッグ(2,500円)
なお、4月2日にオープンする「ディズニーストア ルクア大阪店」では同日に先行発売となる。
(C)Disney
※価格は全て税別
渋谷区広尾。東京の中でも六本木、青山、恵比寿、白金に囲まれた、いわゆる”アッパー”な街であり、高級住宅地や多数の国の大使館で国際色が豊かなのも特徴だ。そんな広尾の中で、オシャレ雑貨店や生活に根ざした惣菜店などがある商店街「Hiroo散歩ど~り」は、周辺住人にとって貴重な存在である。今回紹介する「広尾湯」は、その通り沿いにある。
「広尾湯」は商店街「Hiroo散歩ど~り」の通りにある
大正創業でもうすぐ100周年
「広尾湯」へは東京メトロ日比谷線広尾駅徒歩1分、大正7年(1918)創業の歴史ある銭湯だ。隣にはコインランドリーが併設しているが、外観は何の変哲もないビル銭湯。この華やかな通りでは逆に際立った存在として目立っているかもしれない。入り口には小さく「手ぶらでご入浴できます」の貼り紙がある。一般的な銭湯のように、簡易的な入浴セットを購入できるところはこちらも同じ。
下足を脱ぎ、引き戸から中へ。正面がフロントで、手前のスペースがロビーになっている。4人程度が休憩できるソファのほか、テレビ、自動販売機など。家庭のリビングのような雰囲気で気取らずくつろげる。男湯は左、女湯は右に進む。男湯はフロントでロッカーキーを預かる仕組みになっている。
ロッカーは3面分と貸しロッカーエリアがひとつ。腰掛けが2脚、デジタルの体重計と、隅角に洗面台・ドライヤーがあるのみで、脱衣所はこざっぱりしている。白い天井はなかなかに高く、そこからはファンが2基ぶら下がっている。
薪で沸かす湯でじっくり温まる
男湯のイメージ(S=シャワー)
浴室のアーチ型の天井はビル銭湯にしては高く、白とだいだいのストライプでデザインされている。正面にはモザイクタイルでヨーロッパ風の湖水地方のような風景画が描かれていて、モチーフとしては比較的メジャーな部類に入るだろう。黄色のおけには「廣尾湯」の屋号入り。立ちシャワーにはカーテンがひかれている。
湯の方も定番の深風呂と浅風呂の組み合わせ。浅風呂側は仕切りでジェット付きの座風呂がつくられている。バイブラはやや強め。温度は体感で43~44度くらいだろうか。薪で沸かしているとのことだがそこはさすが老舗、温度管理がうまく、しっかり温まることができる。
という具合に、広尾湯には斬新な設備や目を見張る特徴があるわけではなく、地に足のついた堅実な銭湯という印象が強い。寺社仏閣のような屋根や、富士山の背景画はなくとも、広尾湯には東京銭湯のひとつの王道の形がある。また、銭湯はその街の縮図でもある。一歩足を踏み入れて常連客や女将さんと触れ合ってみることで、表面からは見えない、また違ったその街の魅力に気づけるかもしれない。
●information
広尾湯
東京都渋谷区広尾5-4-16
※記事中の情報は2015年3月時点のもの。イメージ図は筆者の調査に基づくもので正確なものではございません
筆者プロフィール: 高山 洋介(たかやま ようすけ)1981年生まれ。三重県出身、東京都在住。同人サークル「ENGELERS」にて、主に都内の銭湯を紹介した『東京銭湯』シリーズを制作している。
ちょっとしたコンクリートの隙間から咲く花や、日の当たらない外壁に生えるコケなどは誰もが日常で目にする光景だろう。人が生活する街でも、いつでも自然の驚くべき力は息づいているものだ。それらがもし数十年もの間放置されたとしたら、いったいこの世界はどうなっていくのだろう。さまざまな国に広がる、そんな光景を追ってみた。
自然は文明よりはるかに揺るぎない。そんなことを思わずにいられない、地球の生命力を感じる写真9選を米国サイト「Bored Panda」よりお届けしよう。
ソレント/イタリア
山奥にあるかと思いきや、意外にも街の中心部にあるという製粉所の廃墟。最初に建てられたのは3,500年ほど前だという。1866年に人の手によって地形が変えられたため、使用不能になった。中を歩くことはできないものの、夜はライトがともされ谷の深さと廃墟の森の美しさに驚かされるという。
Jason Wallace
バション島/アメリカ
放置された自転車を取り込みつつ成長した木。苗が自転車を無視して伸びたのか、木に付けられた傷に立てかけられていたのかは分からないが、鉄でさえ木の力にはかなわないようだ。
Ethan Welty
詳細地不明/香港
密集した住宅街の中にそびえ立つ、廃屋と化したマンション。アスファルトの地割れから草が生えるように、コンクリートのビルからも木が育つ。人が住まなければこの地区一帯が森となるのは時間の問題だ。
Romain JL
詳細地不明/ベルギー
捨てられたヴィンテージ・カーが森に飲み込まれている。車の雰囲気からいって、50~60年ほど前のものだろうか。きれいに並べられた光景は、まるで高速道路に立ち往生した車が月日を経て自然に還っていったかのようだ。
Rosanne de Lange
南部のゴーストタウン/ナミビア
1956年に人々が去り、砂に埋もれつつあるナミブ砂漠の家。1900年初頭、この一帯はダイヤモンドの採掘作業員のために作られた居住区だったという。ドイツの町に似せて作られ、学校や発電所、病院、劇場などもあったそうだ。
Marsel Van Oosten
シドニー/オーストラリア
1972年より、シドニーオリンピックパークに隣接した川に放置されている船。1911年に造られ、第二次世界大戦中は物資輸送船として活躍していたという。現在、さび付いた船は豊かな緑で覆われている。
AndyBrii
アブハジア/グルジア
廃墟と化した鉄道の駅。天井や柱に施された装飾を見ると、かつては風格のある駅だったようだ。2008年の紛争より情勢の安定しないアブハジアだが、そんなことはお構いなく自然は再生を続けている。
Ilya Varlamov
プリピャチ/ウクライナ
1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故以来、立ち入ることのできないゴーストタウンとなった街。それから30年近くがたった今、有刺鉄線に囲まれた街には人知れず命が芽生えている。
castlemaineindependent.org
人が捨てたものであれ、犯した間違いであれ、自然は物も言わずに修復し続けている。それこそ、草木が伸びるように少しずつ、長い時間をかけて。地球に甘えて生きている人間は、まだまだ学ぶべき点が多いようだ。
このほかの「自然が文明に勝った瞬間」はオリジナルサイトを参照。
筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
暑い夏にのどを鳴らしながらクイっと飲む生ビールはうまい。でも、しんしんと降る雪を大きな窓から眺めながら飲む生ビールも、これまた格別なのだ。そんな雪国ならではの体験ができるのが、北海道・ 札幌にあるサッポロビール園「ガーデングリル」である。
しかし、ここの魅力は開放的な窓から雪見酒ができるだけではない。ビール園の敷地を一歩外に出ると絶対に飲むころができない、限定中の限定生ビールもあるのだ。その限定ビールの雪見酒を体験しに、サッポロビール園に行ってみた。
雪見酒でおいしいビールがもっとおいしくなる!
年100万人以上が訪れる観光スポット
歴史ある赤レンガのサッポロビール園は昭和41年(1966)、「隣の工場で今できたばかりの爽快な生ビールをどうぞ! 」をキャッチフレーズにオープンした。当初は1日来場者ひとり、売り上げ300円という日もあったらしいが、今では地元の人から外国人観光客まで、年間100万人以上が訪れる人気観光スポットとなっている。
サッポロビール園には、ビールの仕込み釜(ケッセル)のそばで飲める「ケッセルホール」や、明治時代を思わせるクラシカルな雰囲気の「トロンメルホール」、ビール園の象徴である赤レンガを使用した「ポプラ館」など、大人数収容可能なレストランスペースがある。そこでは隣の工場直送される生ビールの飲み放題はもちろん、ジンギスカンの食べ放題なども楽しめるのだ。
今回紹介するのは、落ち着いた雰囲気の「ガーデングリル」。ホール全体に開放感のある大きな窓があり、「赤レンガ開拓使館」が一望できる絶好のロケーション。中でも4人から利用できる個室は、そのプライベート空間からも赤レンガの絶景を拝めることもあって、ちょっと大人な時間を楽しむことができる。
「ガーデングリル」ではちょっと大人なひとときが楽しめる
まずは道民定番の「サッポロクラシック」から
JR札幌駅北口からサッポロビール園行きのバスに乗り7分ほどで到着。園内の照明に照らされた趣のある建物を抜けると、高級マンションのような雰囲気のエントランスがある。そこがガーデングリルだ。
全10種類のビールはおなじみの銘柄のみならず、北海道民の筆者でも初めて聞く銘柄もあった。まずは、北海道民の大定番「サッポロクラシック」(ジョッキ500ml/510円、グラス400ml/450円)で乾杯。サッポロクラシックは北海道内限定のビールであり、ほかでも飲むことはできるが、北海道の乾杯はサッポロクラシックなのである。
ここでしか飲めない5星のビール!?
さて、全10種類のビール飲み比べを始めよう。中でも特に印象的だったビールは、「サッポロビール園限定 サッポロファイブスター」(ジョッキ435ml/600円、グラス315ml/460円)だ。プレミアムビールブームの先駆者的なビールで、ファイブスターの名のごとく、その味も星5つ級のうまさだ。ビールの色はやや薄い黄金色。最後の一滴まで爽快なホップと、しっかりと苦みが楽しめる。家の冷蔵庫に毎日入っていてほしい存在だ。
「ガーデングリル限定 アルトビール」(ジョッキ500ml/770円、グラス380ml/600円)も外せない。グラスを口の近くまで持って行くと、アロマのいい香りがふわりと漂う。苦みは弱くフルーティーな味わいで、すぐにグラスの半分くらい飲んでまうほどの飲みやすさだ。
「サッポロビール園限定 サッポロファイブスター」(ジョッキ435ml/600円」
「ガーデングリル限定 アルトビール」(ジョッキ500ml/770円」
そのほか、「開拓史麦酒」(ジョッキ500ml/770円、グラス380ml/600円)や「エビススタウトクリーミートップ」(パイントグラス570ml/810円、グラス400ml/620円)など、限定ビールが豊富にそろっていて、同じ味はひとつとなくどれもうまい。ビールからスタートすると、2杯目3杯目から焼酎や日本酒などもほしくなりそうなものだが、ここではビール! ビール!! ビール!!! で間違いない。
ジンギスカンや海鮮、ザンギも!
ビールがすすむのには理由がある。それは、北海道の海の幸・山の幸をたっぷり使用したフードメニューが充実しているからだ。
特に「グレインフェッドラム」は絶品。今回はショルダー、モモ、肩ロース、ロース、ショートインの全ての部位が楽しめる「まるごとジンギスカン」(350g/3,500円)をビールのお供に。グレインフェッドラムは穀物で育てられた羊で、牧草由来の羊の臭いがほとんどく、味もマイルドなのが特長。ビールも進むが、肉も進むというわけだ。
文字通りラムをまるごと楽しめる「まるごとジンギスカン」(350g/3,500円)
同じ鉄板で「シーフード」(帆立貝、北寄貝、イカ、エビ、サーモン/3,000円)もグリルすれば、鉄板の上はもう”リトル北海道”。「タラバガニとズワイガニのグラタン」(1,400円)や「桜姫鶏の米粉ザンギ」(630円)など、北海道感のある一品メニューも充実しているので、生ビールを飲むスピードは衰え知らずである。
「シーフード」(帆立貝、北寄貝、イカ、エビ、サーモン/3,000円)で北海道の海を堪能
サッポロビール園限定ビールを中心に全10種類を飲み比べみたところ、それぞれのおいしさがあるのだが、実はその旨さと繊細な変化を言葉で説明するのは難しい。ひとつ言えるのは、気付けば一滴も残さず10種のビールを飲み干していたということ。サッポロビール園のビールの楽しみ方は理屈ではないのだ。
ビール好きもビールを好きになりたいと思っている人も、限定生ビールが楽しめるサッポロビール園へ足を運んでほしい。
※記事中の情報・価格は2015年2月取材のもの。価格は税別