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【相談者:30代女性】
冬の間はあまり意識していなかった紫外線、でも最近、またシミが濃くなったような。毎年冬が終わって春になるタイミングでシミやそばかすが気になる気がしますが、なぜでしょうか? これ以上シミを増やしたくないので、対策も教えてください!
●A. 春の肌は非常にデリケート。紫外線ダメージも受けやすいです。
こんにちは、美容・健康ライターのHARUNAです。
まだ気温は低いですが、春が近づいて、なんだか日差しが強くなった気がしませんか? その通り、2月の終わりからは紫外線量がぐっと増えるものなのです。そのため、ダメージも受けやすいです。まだ寒いからと油断せずに、早めのUV対策を心がけましょう。
●一年で最も無防備な春の肌を紫外線から守ろう!
色白の肌は紫外線ダメージを受けやすいと言われていますよね。シミやそばかす、黒ずみなどの原因となる『メラニン』は、お肌を紫外線から守る役割をしているので、メラニンが少ない色白の方は、紫外線ダメージを受けやすいものなのです。
つまり、“日焼けしてお肌が黒くなっているときよりも、そうでないときの方が紫外線ダメージを受けやすい”ということ。1年で最もお肌が白くなる時期は、冬? と思いますが、実は、春が始まる3月なのです。
紫外線量が少なかった秋冬を過ぎた今、お肌の色は1年のうちで最も白くなっているのです。『日本皮膚科学会』の調査結果でも、春のお肌は紫外線に対してとっても無防備な状態だと発表されています。
これから急激に紫外線量が増える上に、陽気が良く、外で過ごす時間が増えるこの季節は、まさにUV対策が必要なシーズン。今しっかり紫外線ケアを行えるかどうかが今後の肌状態を左右します。
●紫外線は、あらゆる肌トラブルの元凶です!
「紫外線ケア」と聞くと、シミやそばかすなどお肌の表面に出るダメージを防ぐことに目が行きますよね。それよりも怖いのは、お肌の内部に紫外線が届いてしまうことです。
日焼けとしてお肌にトラブルを与えなくても、日々の積み重なった紫外線が、ある日然、シミ、黒ずみ、肌老化などの原因に変わります。お肌が無防備なこの季節は、曇りの日でも室内で過ごす日でも、しっかりとUV対策を心がけましょう!
特に、顔や頭部分は紫外線を浴びやすいので、日焼け止めはもちろん、日傘、帽子、サングラスなどのアイテムも利用して、早めの対策をしていきましょう。
●春の紫外線対策のポイント3つ
最後に、美容業界で働く女性たちに聞いた、春ならではの紫外線対策ポイントを3つご紹介したいと思います。
●(1)日焼け止めの前にはしっかり保湿!
『保湿がきちんとできてなければ、日焼け止めの効果も半減。ダメージを防ぐためにも、念入りな保湿ケアを心がけてシミを防ぎましょう』(32歳/ビューティーアドバイザー)
紫外線からお肌を守るために不可欠な日焼け止めですが、少なからずともお肌にとっては“異物”だということを忘れないでください。お肌が弱っているときには、刺激として肌にダメージを与えることもあります。塗る前には、きちんと“保湿”すること! 潤いの膜がお肌を守ってくれるので、しっかり潤いを与えた後に、日焼け止めが基本となります。
●(2)日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう!
『SPFが高いものを朝塗ってそのまま、ではあまり意味がありません。それどころかお肌に負担がかかるので避けて! 低い数値のものを塗りなおせれば一番』(28歳/ヘアメイク)
お出かけ前に塗ったから大丈夫と安心してはいけません。時間を経て、その効果も減少してしまうので、こまめに塗りなおしましょう。また、SPF(紫外線防止指数)の数値が高いほど、お肌にとっては刺激が強いので、数値は低めのものを選び、その分、こまめに塗りなおすのがポイントです。
●(3)紫外線に負けないお肌をつくる食材を摂る!
日焼けを防ぐ食生活も大切です。栄養学で推奨されている野菜やフルーツなど、ビタミン類が豊富で、抗酸化作用の強い食品を積極的に摂るようにしましょう。カボチャ・トマト・キウイフルーツ・ピーマン・ニンジン・アボカド・アーモンドなどがオススメです。健康なお肌をつくるために、たんぱく質もしっかり補給して、栄養バランスにも注意してくださいね。
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季節の変わり目は、お肌の調子も不安定になりやすいものですが、丁寧なケア、保湿、紫外線予防を心がけて気候に負けない強い美肌を目指しましょう!
生活面でも変化が多い時期なので、心身ともにリラックスすることも忘れないでくださいね。
●ライター/HARUNA(美容・健康ライター)