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突然ですが、あなたは恋人のケータイ、気になりますか? 恋人のケータイを見るか、見ないか、というのは恋人たちの永遠のテーマでもあります。
恋人のことを信じてはいても、やはり他の異性と連絡をとっているかどうか、どんな内容をやりとりしているのか、気になりますね。見てはいけないと知りつつ、つい恋人が不在のときにチェックしてしまう人もいるのではないでしょうか?
そのケータイチェックのトレンドが、スマートフォンの普及と、LINEの流行などによって少しずつ変化しているよう。カップルのケータイ事情の最先端を追っていきましょう。
■いままでのケータイ事情
スマートフォン流行以前は、連絡手段は主にメールでした。メールの場合は、着信しても「新着メール1件」などと表示されることが多く、差出人の名前やメールの内容が表示されることはありませんでした。差出人や内容のわからない通知は、恋人に余計な不安や不信感を与えません。恋人もまたむやみに着信先の相手を探ろうとはしないでしょう。
ところが、スマートフォンが普及し始め、少し事情が異なってきました。現在、連絡の中心はLINE。このアプリでは、初期設定では着信があると相手の名前や着信の内容が通知として画面上に表示されてしまいます。つまり異性とやり取りをしていると、今までよりもずっとオープンに知れ渡るように。
また、従来のケータイに比べスマートフォンは液晶画面が大きいのが特徴です。例えば一緒に動画を見たり、または電車の乗り換え案内の画面を共有したり、大きい液晶画面を、恋人同士で同時にのぞき込む、という場面も日常生活で増えたのではないでしょうか?
画面を一緒に覗き込んでいるときに、異性からのLINEの通知で「昨日はありがとう!」や、「~日空いてる?」などという内容が画面上に表示されるとどうでしょう? 昨日何かあったのかな? ○日に二人は会うのだろうか? など、当然それを見た恋人は不安になってしまいますね。
■ケータイチェックを巡る攻防
そうした不安は、恋人のケータイをチェックするという具体的な行動に走らせることも。
最近ではケータイ端末自体にパスコードをかけたうえで、さらにLINEのログイン場面でもパスコードを設定するというダブルロックでチェックを防ぐことも可能なようです。ところが、このロックこそが、ケータイを見たいという情熱を加熱させることに。ふと気づくと恋人のケータイのパスコードを解除しようとやっきになっている自分に気づく、という経験もあるかもしれません。
さらには、チェックしていることをあえて匂わせて警戒させるために、相手が見ていないはずのLINEにわざと既読をつけたりする強者もいるのだとか。
このように、ケータイチェックをめぐる攻防は、スマートフォン全盛のこの時代に、さらに激化している様子。恋人を信頼したいという気持ちと信頼できない不安は、どれだけケータイが便利になっても消えないようです。
(五百田達成)