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ソフトブレーン・フィールドは12月22日、「夫のボーナス」についてのアンケート結果を発表した。調査は12月4日~10日、30代~40代の主婦を中心とする同社サービス登録の既婚女性会員を対象に行われ、有効回答者数は939名(平均年齢44歳)だった。
ボーナスが昨年より「減った」は18.1%「夫のボーナスの増減について(夫の世代別/上)、夫のボーナスの増減について(業種別/下)」
2014年の夫のボーナスが2013年から増減したかについて聞いたところ、全体では「増えた(増えそう)」が15.9%、「減った(減りそう)」が18.1%、「変化なし」が36.8%となっており、やや減少傾向が見られた。
夫の世代別では30代(n=187)は「増えた(増えそう)」が19.8%、「減った(減りそう)」が13.4%と増加傾向が見られたが、40代(n=414)では「増えた(増えそう)」が16.7%、「減った(減りそう)」が16.9%、50代で(n=262)は「増えた(増えそう)」が15.3%、「減った(減りそう)」が23.3%となっており、特に50代の妻帯者で減少傾向が顕著に見られた。
また、夫の業種別に見ると、「公務員」(n=53)は「増えた(増えそう)」の比率が最も多く30.2%。ついで「製造業」(n=170)、「医療・福祉」(n=36)でそれぞれ22.4%、19.4%の妻が夫のボーナスが「増えた(増えそう)と回答している。一方、「減った(減りそう)」との回答が最も多かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」(n=29)などのインフラ関係で、34.5%だった。
ボーナスの金額は?減少傾向が見られた2014年の夫のボーナスだが金額では、10万円未満が2.2%、10~30万円未満が11.8%、30万~60万円未満が19.0%、60万~100万円未満が20.6%、100万~150万円未満が8.9%、150万~200万円未満が2.7%、200万~300万未満が2.2%、300万~400万円未満が0.1%、400万円以上が0.6%だった。
「2013年の夫のボーナスについて(左)、2014年の夫のボーナスについて(右)」
2013年に同社で調査した結果と比較して大きな差が出たのは、「ボーナスがなくなった、あるいはもともとボーナスがない」という回答で、2013年は25.2%だったのに対し、2014年は31.8%となった。
ボーナスの使い道の決め方、内訳は?ボーナスなしと回答した人を除いた665名にボーナスの使い道の決め方を聞いたところ、55.8%の方が夫婦で相談と回答した。その一方で、妻が決めると回答した人が27.4%おり、約4家庭に1家庭の割合で、夫のボーナスの使い道について妻が決めているという実態が浮かび上がってきた。
ボーナスの使い道の決め方について
ボーナスの使い道の内訳については、旅行・レジャー費用に10~30%程度使うとの回答が63.5%、欲しかったものの購入に10~30%程度使うとの回答が60.2%、外食費に10~30%程度使うとの回答が51.3%あり、ボーナスを普段できないことやものの購入に充てている様子がうかがえた一方で、貯金についてはボーナスを全額貯金が4.4%、ボーナスの70~90%を貯金との回答も11.3%あり、既婚女性の約6人に1人がボーナスの7割以上を貯金している実態も見られた。
「ボーナスの使い道の内訳について」
夫のボーナスについての具体的なコメントを見ると、「毎年ボーナス時に夫のおこづかいを増やしているのですが、そのお小遣いで美味しいお酒やつまみを買ってきて二人で乾杯するのが楽しみです」(30代女性、夫のボーナスの使い道:夫婦で相談(以下同))、「結婚したときからの約束で必ず額面の10%を夫に渡している」(40代女性、妻)、「毎年ボーナス時期になると夫婦でのお小遣い争奪戦が繰り広げられます(笑)。お小遣い沢山欲しい旦那さんと、旦那さんと同じ額のお小遣いが欲しいから旦那さんの額を減らして平等にしたい嫁(笑)。まぁ、毎年嫁が勝つんですけどね。数年したらここに娘が加わってくるんだろうなぁ…(苦笑)」(30代女性、夫婦で相談)といったように、ボーナスを巡っての様々な夫婦の駆け引きが見られた。