「大人女子のおまじない講座」では、今まで「恋に効くおまじない」「金運UPのおまじない」をご紹介してきましたが、今回はおまじないの本場ともいえる、ヨーロッパを中心とした世界で流行したおまじないをご紹介します。

★【大人女子のおまじない講座1】出会いを引き寄せる…片思いを叶える…恋に効くおまじない3つ

★【大人女子のおまじない講座2】恋よりお金！身近なアイテムで叶える金運UPのおまじない3つ

日本の乙女と同様、世界の乙女も願いごとをかなえるために何かにすがりたくなるのですね。

■フランス

【ふたりの恋の行方を占う】

フランスの恋する乙女たちの間でブームになったおまじないです。

片思いに胸をこがすパリジェンヌは、自分と相手の名前を並べて紙に書き、小石をのせてセーヌ川に流し、恋の成就を願います。

川は運命を、小石はふたりにかかってくる重荷を暗示します。

小石と紙が3メートル以上沈まずにすすんだら、ふたりの仲は見通しが明るいしるしと考えます。

■イギリス

【じゃがいもで恋占い】

ロンドンの女性たちの間で大流行したおまじないです。

じゃがいもをいくつか用意して、1個につきひとりずつ気になる人の名前を油性ペンで書きます（じゃがいもの個数に制限はありません）。

名前を書いたじゃがいもは、芽が出るよう土に埋めておきます。

じゃがいもが発芽したら、すぐに掘り出してみましょう。そこに書かれてある名前の男性が、あなたの恋人になる人です。ただしどれからも芽が出なかったら、残念ながらその中に恋人候補はいないと考えて。

■イタリア

【恋の邪魔ものよ、さようなら】

イタリアに古くから伝わるおまじないです。

片思いの相手の名前を紙に書き、それをはさみで細かく切り刻みます。そして使ったはさみを床に落とし、スリッパを履いた右足で踏みつけます。これでふたりは誰にも邪魔されずに結ばれるのです。

普通なら「切り刻む」という行為は「ふたりの仲を切り裂く」につながりますが、このおまじないでは、ふたりを邪魔する象徴であるはさみを踏みつけることで、両思いになれるというわけです。

■スペイン

【ケガを早く治す】

スペインに伝わるおまじないです。

スペインでは「カギは病気を予防したり、ケガを防ぐ魔力がある」と古くから信じられています。そのため、スペインのアクセサリーショップでは、カギの形をしたアクセサリーがたくさん売られています。

ケガをしたときは、そっとカギを握りしめるとよいでしょう。

何かを信じ、そして何かを祈る気持ちは世界共通のようですね。

日本でも古くから、招き猫や盛り塩、鏡占いなどさまざまなおまじないや祈りの儀式がありました。

そんな「おまじない」文化を、大人になってからも上手に生活に取り入れてみることは、なかなかステキなことだと思いませんか？（吉田奈美）

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