社会そのほか速
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2015年3月10日、中国紙・環球時報は今月8日の米ラジオ局ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)の特集番組を取り上げた。
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この番組では、今年大寒波や豪雪がたびたび米国を襲った原因について、「地球規模の気候変動が原因」と多くの科学者が指摘していると伝える一方で、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進実験室の物理学者の「中国とインドの大気汚染が原因」との主張も紹介した。
NASAの実験室は過去の衛星データを基に、アジアやその他の地域の大気汚染物質が混じり合い、世界中に拡散していく様子をシミュレーション動画で表した。これによると、中国や東南アジアの汚染物資が東に移動し、太平洋上空で暴風に遭遇。これに乗り米西海岸に到達し、雨や風をもたらす。汚染物質がさらに北上し、カナダに到達すれば、米国全土の気候に影響が出るという。
このNASAの報告に中国のネットユーザーは猛反発。「はあ?米国がそんなこと言える立場か?」「これまでさんざんCO2(二酸化炭素)を排出してきたのは、どこの誰だっけ?」「自分たちはCO2削減を渋っているくせに、他人に罪を着せようとするなんて、恥知らずもいいとこ!」「98年の中国大洪水は米国のせいだ!」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/本郷)