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【北京・工藤哲】中国最高人民検察院(最高検)の曹建明(そう・けんめい)検察長(検事総長)は12日、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)の活動報告で、昨年1年間で収賄などの汚職で4万1487件を摘発し、前年より7.4%多い5万5101人の公務員を立件したことを明らかにした。
曹検察長は報告で、周永康(しゅう・えいこう)前政治局常務委員や徐才厚(じょ・さいこう)元中央軍事委員会副主席らの名前を挙げ、「28人の省長、閣僚級以上の犯罪事件を処理した」と強調した。
報告によると、贈収賄などの金額が100万元(約1930万円)以上に上る大型汚職事件は3664件で、前年に比べ42%増えた。米国やカナダなど17の国・地域から引き渡された経済事件の容疑者は49人だった。
また、最高人民法院(最高裁)の周強(しゅう・きょう)院長も報告に立ち、昨年1年で「暴力テロ」や「国家分裂扇動」とされる事件が558件(前年比14.8%増)起き、712人(同13.3%増)に判決が下されたと明らかにした。